・期 日 2016年6月11日
・場 所 あびき湿原(加西市網引町字仁王峠他)
・参加会員: 小川、川本、西川、安藤、豊買、伊藤(格)、東田、西村(昭)、勝間、山根、森川(久)、岡澤、森田、日後、青野、山本、戒田、伊藤(千)、小宮、湯浅(新会員) 合計20名
宝塚市社会教育課 佐久間係長
梅雨入りしてお天気が心配でしたが、曇りのち晴れの程よい見学日和となり、9時に宝塚市のマイクロバスで出発、中国自動車道の渋滞もなく、10時すぎに加西インターチェンジを降りたところで、あびき湿原保存会の山下会長の車と合流し、10分ほどで、午前中の見学地“鶉野(うずらの)飛行場、戦争遺産”に到着、ガイド(ボランテイア)の三宅さんの案内で、機銃座、滑走路、記念碑、司令室防空壕(資料館を兼ねた)、数多く残る防空壕、保管庫などをマイクロバスと徒歩で見学しました。
写真右上 ボランテイァガイドの女性から防空壕などの説明を聞いています
写真右 機関銃設置台の見学
これだけ多くの戦争遺跡が残されていることに驚き、当時の厳しい時代に思いを寄せ、同時に戦後70年平和な時代に生きることができたことに感謝したいと思いました。とても貴重な場所を案内頂き、午前中ここの見学を提案して頂いた山下会長にお礼申し上げます。
写真右 あびき湿原の見学
12時にあびき湿原に近い南網引公会堂でお弁当を食べ、休息後、徒歩(往復2キロ)で念願のあびき湿原へ、約1時間、第2、第3湿原を中心に山下会長の説明を聞きながら湿原を見学しました。
松尾湿原よりはるかに規模が大きい湿原で、松尾湿原では見ることにできない、トキソウ、トウカイコモウセンゴケをたくさん見ることができました。
写真右 ヒメタイコウチ
もしかしたら見られるかもと期待していたヒメヒカゲは見ることができませんでしたが(今年はまだ現れていないとのこと)、思いがけなく、湿原の見学ベンチ脇のごく小さな水たまりのような場所で、ヒメタイコウチを発見、手のひらに乗せて見せていただきました。こんな小さなものとは誰も知りませんでした。ほとんどの会員が、はじめて見るヒメタイコウチに大喜びしました。
湿原植物や、生き物の見学だけでなく、湿原の保全の仕方につき、山下会長から色々おしえて頂きとても有意義な見学会となりました。
写真右 あびき湿原の説明版をバックに全員集合しました。
3時に公会堂を出発、途中休憩をいれて4時半に宝塚駅到着、無事見学会を終えることができました。
山下会長、三宅さん、今日は本当にありがとうございました。
また、宝塚市市のマイクロバスを使わせて頂いたことにつき改めてお礼申し上げます。
(記;小川) (%笑う男%)(%笑う女%)(%晴れ%)