ピカピカランド ホタルの幼虫放流会 逆瀬台小学校

・期 日 2016年10月6日
・場 所 ピカピカランド
・対象校 逆瀬台小学校2年生
 第1部 1組23名 先生2名と保護者の方5名 9:30〜10:30
 第2部 2組23名 先生2名と保護者の方5名 10:30〜11:30
・参加会員:小川、川本、西川、豊買、安藤、勝間、東田、山根、森川(久)、岡澤、山本、湯浅、小宮

 先日の西山小学校に続いて,2回目の今日は逆瀬台小学校の2年生46人が、9時30分からの1組と10時30分からの2組に分かれてピカピカランドにやってきました。前回同様、限られた時間内に用意したプログラムに沿って円滑に会が進行できるようにと、テントの設置やホタルの幼虫の仕分け等の準備や役割分担をして歓待しました。
 まず本日の説明の後、手作りの紙芝居「ピカリちゃんとキラリちゃん」の上映が始まりました。私も役をもらって懸命に演じましたが、会員がそれぞれの役になりきってホタルの一生を分かりやすく語っていく画面展開に、皆思わず引き込まれていきます。

紙芝居の後は、ホタルの幼虫とその餌となるカワニナが1匹づつ入った紙コップが配られました。今年はいつもの年より幼虫が小さく数も少ないので2人に1匹の割り当てでしたが、みんな仲良く夢中になって小さな生き物に見入っていました。

じっくり観察した後は、いよいよ放流です。建屋の中に順番に入って中を流れる小川を取り囲んでしゃがむと、「みなさん周りを見てください」とTENのおじさんが声をかけました。みなが一斉に周りを見渡すと、壁も屋根も網で覆われた建屋の中にいることに気づきました。ここで放流したホタルの幼虫は、雨や風や太陽を浴びてすくすく育ってホタルになることを知りました。

今回もたくさんの質問が寄せられましたが、その中に毎月行っている川の清掃活動に自分たちも参加できますか?との質問がありました。定例作業日が平日のため一緒にはできないけれど、身近な川を汚さないように気を付けることがホタルを増やす活動に繋がると伝えました。このような質問が出ることは、TENの地道な活動が認められたこととうれしく思いました。

右は、1組の皆さんとの集合写真です。

たくさんのホタルに出会うためには餌となるカワニナが必要で、カワニナが育つためにはきれいな川が必要で・・・環境保全に繋がるホタル放流会の意義を実感しました。

右は、2組の皆さんとの集合写真です。

参加された皆さま、お疲れ様でした。 (小宮記)