・期 日 2016年10月19日
・場 所 ピカピカランド
・参加者 西村(昭)、西川、東田、豊買、若生、川本
ホタルの幼虫はどのくらいの数のカワニナを食べるのか、またこれから上陸するまでにどのくらい生きているか等を調査するための実験を開始しました。
飼育装置に発泡スチロールの容器を利用した水槽を2個設置し、一方にはホタルの幼虫とカワニナを入れ、他方には同数のカワニナだけを入れました。
写真右上 設置が完了した2つの水槽
写真の右側の水槽)には幼虫55匹とカワニナ700匹、 写真左側の水槽にはカワニナだけ同数の700匹を入れています。
ホタルの幼虫55匹をを三種類のサイズに分けて水槽に入れます。
・大(10mm以上);20匹 ・中(5〜10mm);27匹 ・小(5mm以下);8匹
写真右 選別したホタルの幼虫
カワニナを水路から採集し(1,400匹)三種類のサイズに分け、それぞれの水槽に700匹づつ入れる。
写真右 バケツに採ったカワニナを三種類のサイズ別に選んています。屈んだ姿勢での作業は苦痛です。
今後、ホタルの幼虫を入れた水槽の中のカワニナは、次々とホタル幼虫に捕食され死んで死骸の殻になります。また、寿命か何かで自然に死に死骸の殻だけになります。
それぞれの水槽で死骸となったカワニナの殻を定期的(毎週1回程度)に取り出して、その数を記録調査します。
この調査は来年のホタルの上陸の時期まで続けたいと思っています。
写真右 本日の活動に参加された会員
ピカピカランドを訪れた会員の方は、水槽内に水が正常に流入しているかどうか、カワニナの餌があるかどうか等の様子を見てください。(記;川本)