・期 日 2017年6月29日
・場 所 山門水源の森公園 (滋賀県長浜市西浅井町山門)
・参加者 バス前列左(乗車口)から順番に後部座席着席順
三科、山本、森田、能勢、岡澤、森川(久)、山根、勝間、安藤、小川、西村、日後、青間、西川、豊買、国田、赤松、伊藤(格)、伊藤(千)、東田、湯浅、川本、泉、戒田、小宮、政元
本日は宝塚エコネット創立15周年記念行事として、琵琶湖の北端に位置する、山門(やまかど)水源の森バス旅行を行いました。
季節柄、天気が心配でしたが、まずまずの曇り空となり、エコネット会員26名が参加し、賑やかで楽しく、有意義なツアーとなりました。
8時半にバスが出発、本日の幹事役のひとりであり、エコネットの創立メンバーでもある、山本さんから、15年前の創立のいきさつから、当時の活動の内容、松尾湿原の活動の経緯などについて15年間の振り返りの話があり、皆懐かしく聞き入り、15周年事業としてふさわしいで出だしとなりました。
写真右上 山本さんが貴重な創立当時の話をしています。お話が終わると大きな拍手
湖西道路に入るとメイン幹事の三科さんが、バスガイド役となり、配られた地図と景色を見ながらの琵琶湖畔観光を楽しみました。
妹子の郷での休憩のあと、勝間さんお手製のコーンライスを味わいながら琵琶湖の景色を堪能、昼食場所の道の駅あじかまの里に予定より早く11すぎに到着しました。
そこでは山門の森を次の世代に引き継ぐ会の代表で、この道の駅の駅長でもある、浅井さんが待っておられ、昼食場所に案内してもらいました。昔、北陸や日本海の物資を都へ運ぶ陸路—琵琶湖丸太船のメインルートであった歴史ある場所で、近江の食材 を盛りだくさんに使った美味しいお弁当を頂きました。
写真右 バスツアーならではの豪華な昼食
昼食後、浅井さんの先導で、山門水源の森へ到着、入口付近に建てられた、やまかど森の楽舎に入り、浅井さんとともに会の代表である、藤本さんから、この森の歴史、重要性、保全活動を始めた動機から苦労話などとても有意義なお話を聞くことができました。
写真右 藤本さんによる詳しい説明
写真右 説明を聞く会員
保全管理に含まれる森と湿原の広さからも私達の松尾湿原の保全とは比較のしようがなく、これは大変な活動だと感心するだけでしたが、参考になりそうな話もありました。
楽舎の前に作った付属湿原に一時期ハッチョウトンボが急増したが、その後急減、その原因は殿様ガエルが増えすぎて食べられてしまったためで、その後は殿様ガエルを捕獲作成を始めていること。
ほとんど林状態になっていた、湿原の保全活動を2000年に開始、2009年には見違えるように湿原植物や生物が復活したこと、しかしながらこの頃から鹿の被害が急増し、今は鹿対策に追われる日々になっていること。松尾湿原も要注意かも。
写真右 説明を聞いた後 楽舎の前に人工的に作った湿原を観察し さあこれから出発
その2へ続く