・期 日 2017年9月16日
・場 所 松尾湿原
・参加者 小川、山本、山根、川本、西川、森川(久)、小宮、西村、安藤、伊藤(千)、湯浅、伊藤(格)
・福井先生
・市社会教育課 田口課員
台風を明日に控え前線の影響の雨模様の中、市が用意して下さったバスは9:30に宝塚駅を出発。10時過ぎ自然の家に到着。まず、バーベキュー広場でミーティング。内容は、本日の調査内容、そのほか、湿原をいろいろ仕分けした群落のネーミングについて先生を交え質疑応答など意見交換を小1時間取りました。
本日の植生調査はミズギボウシ、イトイヌノヒゲ、サワギキョウに絞り手分けして先生の指導の下 現況を記録していきました。サワヒヨドリ、ミズギボウシともたくさんに増えていたので数のカウントはせず、咲いているエリアの記録にとどめました。サワギキョウは、この時期紫の可憐な花をつけているのですぐに見つけられました。手の空いた会員が湿原奥に繁茂しているやっかい者“メリケンカルカヤ”を根こそぎ引き抜いて行きしたが、あまりの多さにGive Up。次回に再挑戦することに。(サワヒヨドリの群落)
この他、ウメバチソウが気になっていたので確認したら株は1つですが、つぼみが2個見えました。開花が楽しみです。
ツルリンドウも何か所か見つけていますが、花をつけているのもありリンドウとは違って淡い紫色が目を楽しませてくれました。
サギソウは、最後の花を咲かせていました。受粉を手伝ってくれるのが「蛾」ということで会員が調べた所、セスジスズメガという蛾らしいことがわかり、貴重な最後の花をじっくり観察し距と呼ばれる蜜ツボ(約3cmの管)を確認したり、情報交換に花が咲きました。(写真はミズギボウシです)
右写真は雨の中の調査の様子です
調査の後はバーベキュー広場で銘々昼食に。雨もやまないので、今回は早い目の帰路につきました。
集合写真は事務所前で。(福井先生は、所用があり先に帰られました)
雨の中、参加の皆様お疲れ様&ごくろうさまでした(記;伊藤格)