・期 日 2018年6月23日(%ニコ女%)(%雨%)
・参加者 川本、東田、森川(久)、伊藤(格)、伊藤(千)、西川、安藤、湯浅、能勢、西村、小宮、岡澤、能勢
福井先生
宝塚市自然保護協会 松田さん、村上さん、
山原さん(西村さんの知り合い)
社会教育課 千原係長
雨の予想にもかかわらず、いつもの集合場所に行くと黄色の帽子の仲間達が何人もいて、地震の安否を確認しあってました。
宝塚も揺れたわりには大丈夫だったけど阪神淡路の事が思い出され、みんなこわい思いをしたようです。
マイクロバスに乗り、いつもと変わらぬ街の景色に感謝して、新緑の山を抜けると、西谷はちょうど田植えが終わったばかりで青々とした水田がきれいでした。
松尾湿原に着いた頃はまだポツポツしか降ってなくて、体操の後、みんなで手分けしてハッチョウトンボを数えました。
小さくて雌は枯草と間違えそうな色だけど、一匹見つけたら後は次々と目につきます。雌雄合わせて153との事でした。
写真右上 羽化直後のハッチョウトンボ
雨もかなり降って来ましたが植生調査もする事になりそれぞれ二、三人づつで調査用紙を持ってモウセンゴケ、ササユリ、ノハナショウブ、ヤマトキソウ、オオバノトンボソウ、アリマウマノスズクサ、カキランを数えて場所と共に書いてゆきました。
私は二人が数えてくれるカキランを書いてゆきましたが、傘さしていても調査用紙が濡れてボールペンでは雨で消えるので鉛筆にすると紙が破れそうで大変でした。けれど湿原一面にほとんどまんべんなくカキランが咲き、向かって右斜面にも数本づつ咲いていて、数えるのに嬉しい悲鳴をあげるほどでした。
写真右 雨の中調査しています。
湿原の花の咲く期間はみんな短いけどカキランは一番いい時に数えたようです。花か咲いている株は800本以上でした。
写真右 カキランの花
それとノハナショウブも橋の前に三本も咲いていて、そのうちの一本は園芸種のように濃い青紫でちょうどいい時期に見ることが出来感動でした。
写真右 雨に濡れているノハナショウブ
お昼にバーベキュー広場に行くと睡蓮が池の一面に咲いていて、奥の一本の木の上の方に白い塊が3つ。モリアオガエルの卵との事でした。
お弁当を食べていると、雨がさらにひどくなり、午後からの草刈りは諦めて、お迎えのバスを待って帰りました。
雨が降って急に気温が下がり寒い思いをされた方も多かったけど、皆さんお疲れ様でした。(記;能勢)(%ニコ女%)(%雨%)(%ニコ女%)