・期日 2018年8月18日(土)晴
・場所 松尾湿原
・参加者 小川、川本、山本、西川、森川(久)、西村、山根、安藤、小宮、岡澤、三科、伊藤(格)、藤田、伊藤(千)、
自然保護協会; 村上さん、午後から松田さん、森さん
エコ講座受講者 17名、
引率 環境政策課 藤本さん、内田さん
福井先生、
社会教育課 千早係長
酷暑からは免れたものの、それでも暑い日でした。まず、エコネットを載せた市のバスが到着。直ちに、サギソウ観察会の準備のため担当者は一足先に松尾湿原に向かい、サギソウの数をカウントするためメジャーやロープで仕切りをしました。受講者のみなさんはその後市のバスで自然の家に到着され開会のイベントを事務所前で行い松尾湿原に到着。
まず、エコネットが松尾湿原でどのような活動をしてきたか、どんな思いで現在まで続けてきたか、そして成果はどうか・・・・小宮会員が熱く説明。
いよいよ、川本副代表の声掛けでサギソウの花を数えます。
12箇所に仕切った場所に受講生の方と会員が一緒になって数え表に記載していきます。去年と比べてどうなのか?この異常な暑さの中で増??減??ワクワクしながらの調査です。結果、部分的には減ったところもありましたが、なんと524本を数えることができました。(昨年は376本)嬉しいことですね。
作業や話の前後に水分補給を何回も行いながら、次は湿原や湿原植物について福井先生のご指導の下間近で様々学習しました。サギソウの受粉を助けるのはスズメガで夜に蛾を呼び寄せる良い匂いを発するとか、距(キョ)と呼ばれる3cmくらいの管の底に蜜があり、その蜜を吸いに来たセスジスズメなどのスズメガが花粉を運んでくれるのだそうです。その他植物ではホザキノミミカキグサ、ムラサキミミカキグサ、サワヒヨドリ、モウセンゴケなども紹介していただきました。受講生のみなさんは、このあと、福井先生のご指導の下、山道を歩きながらバス乗り場まで植物の話をしてもらい帰路に着かれました。
写真は受講生のみなさんとお別れする前に写しました。
エコネットのメンバーは、バーベキュー場で思い思いの昼食を摂ったあと、午後の作業は、ホザキノミミカキグサ、ムラサキミミカキグサ、ヒメシロネ、コケオトギリについての植生調査と湿原復元部でのコマツカサススキを根こそぎ抜く作業とを分かれて実施。2:00をめどに作業を打ち切り本日の活動を終わりました。なお、ハッチョウトンボの活動はシーズン終盤であり、オス6匹、メス1匹を数えるのみでした。来年の飛翔を期待しましょうネ。お暑い中、活動に参加された皆さま方、大変お疲れさまでした。
植生調査とコマツカサススキを引っこ抜く午後の活動の様子
(記;伊藤)(%晴れ%)(%笑う男%)(%笑う女%)