・期 日 2018年11月18日(日)
・場 所 宝塚自然の家 松尾湿原
・参加者 
宝塚エコネット;西村、小川、川本、東田、安藤、三科、伊藤(格)、伊藤(千)、森川(久)、小宮、湯浅
北摂里山博物館; 大嶋事務局長、杓井課員、他1名
宝塚市社会教育課;水野課長、千原係長
宝塚市自然保護協会;足立会長、森本副会長、松田事務局長、他8名
樹本を伐採する人;数名
一般参加者; 15家族 41人

 今日は北摂里山博物館協議会主催の行事、“こども北摂里山探隊”が宝塚自然の家で開催されました。
 全体の世話役/講師役は、宝塚市自然保護協会、私達宝塚エコネットは午前中に松尾湿原で行われる“里山保全体験”を受け持つ協力団体として参加しました。 
 一般参加者;15家族/41人(内、こどもは4歳—12歳合計20人)、主催者・スタッフ,と大勢が集まる賑やかなイベントになりました。

 雲ひとつない青空のもと、真っ盛りの紅葉と、収穫の終わった西谷の風景を楽しみながら、マイクロバスは9時半に自然の家に到着、女性会員はバーベキュー広場で焼き芋の準備の手伝い、男性会員は松尾湿原へ準備に向かいました。
 一般参加者は全員時間どおりに到着、10時ぴったりに、バーベキュー広場で開会式が始まり、開会式のあと、私達が企画した今日伐採する木の年齢当てクイズ、年輪数えについて説明を行いました。
 松尾湿原でのイベントも予定通りの10時半に開始、宝塚エコネッの湿原の保全活動の説明、足立先生の紙芝居に続き、子供達お待ちかねの木の伐採見学、のこぎり体験、年輪数え、草集め体験の始まりです。

 写真右上 松尾湿原の保全活動などの説明

参加者に、これから伐採してもらう正面の丘の上にあるAB2本の檜を見て年齢を推測してもらい、配っておいた記入用紙に、氏名とABそれぞれの推測年齢を記入してもらって、エコネットの会員が回収、引き続き、檜の伐採を見学しました。

写真右 伐採されたヒノキの枝切体験

伐採の見学のあと、参加者を2班に分けそれぞれ同時進行で(25分で交代)ひとつの班は湿原の上にある道で、そこまで下ろしてもらった伐採樹木の枝切りと、輪切りにしてもらった幹を使っての年輪数え、もうひとつの班は湿原の上部にはいり、草刈り機で刈ってもらった草を熊手で集めて縄で縛って束にしたり、回収袋に入れて湿原の外に運ぶなどの作業をしてもらいました。
 これらの作業は大木の倒れる姿の見学を含め、子供達にとって貴重な体験になったと思います。
 12時前に全員橋の上に集まってもらい集合写真をとって午前の部を終了しました。
 写真右 集合写真

エコネットの会員は、年齢クイズの解答用紙を準備したベニヤ板にはりつけ、近い数字の回答に印をつけて表彰式の準備を行い、バーベキュー広場で昼食中の参加者の前で発表会と表彰式を行いました。
 伐採現場の切り株の年輪で測ってもらった2本の檜の年齢は100歳と110歳、近い数字の回答者は皆子供達でそれぞれの上位3名には協議会から頂いた北摂里山のハンカチ、ブービー賞には川本さんからアケビの実がおくられました。
 写真右 年輪クイズの表彰式

そのあとエコネットは昼食をとり、午後は再び湿原に戻って、残された刈草の除去などを行い、作業は2時に終了して、閉会式に間に合うように自然の家エントランスにもどりました。
 写真右 イベント後の後片付け
参加者は午後のネーチャーゲームや古民家見学のあとにエントランスにもどり、2時半に閉会式が行われました。
最後に、エコネットから檜の枝の輪切りを子供達に配り、終了となりました。みなさんお疲れ様でした。
(小川 記) (%晴れ%)(%笑う男%)(%笑う女%)