期日:2020年3月25日(水)13:30〜
場所:ピカピカランド
参加者:川本、西川、安藤、片山、三科、伊藤(T)
サクラは少し開花していましたが、満開はもう少し時間がかかるでしょう。さて本日の作業の1つはホタルの幼虫飼育のため、餌となるカワニナを補充する必要があり、逆瀬川から調達すること。
どこにでも居そうなものですがなかなかそうはいきません。沿道から堰堤の中や滝つぼを覗きながら多そうな場所を探しました。逆瀬川でもホタルの幼虫が居るわけですから、ピカピカランドに全部取り上げるというわけにはいきません。多そうな場所からその一部を頂くという気持ちで採集し200匹近く頂戴しました。
そのうちピカピカランドの水槽には50匹づつ追加し、残りは、会員の自宅でカワニナを養殖するため持ち帰ってもらいました。
左側の大きいカワニナは逆瀬川から採取、右側はピカピカランドで採取したものです。
2つ目の作業はピカピカランドで幼虫を飼育するための手作り水槽の改良。3つの箱に2本ずつ取水口を取り付け水量を増やすことです。これも無事終了。
お知らせ:サクラが咲くころ、昨秋放流したホタルの幼虫が水中から周りの地面に上陸し始めます。もうそろそろですね、雨の降った後(湿気が十分になると)夜、もぞもぞと上陸し土まゆを作ります。そして5月中旬すぎになると、羽化してくれるはずです。世界中でコロナウイルスが蔓延していますが、ホタルさんたちはいつも通りの飛翔をしてくれることでしょう。上陸の様子は幼虫も弱い光を放っているので。目を凝らすと見ることができます。
今年も、元気で皆さんがホタルを見られるようにエコネット一同願うところです。
右の写真は2017年度4月に上陸の様子を写したもの。光っている部分が幼虫のおしりになります。
本日の作業、ご苦労様でした。(記;伊藤T)