・期 日 2020年6月29日 午前6時10分
・場 所 会員の自宅
・参加者 西村、川本

 今年のホタルシーズンは6月初めに終了し、現在は親ホタルから採卵した卵から幼虫がふ化しています。

 親ホタルは、それぞれの二人の会員の自宅で、数匹づつ採卵箱に入れ、一緒に入れたミズゴケに卵を産み付けさせています。
 6月中旬には親ホタルの寿命は終わり、ミズゴケに卵が産み付けられています。
この卵が産み付けられているミズゴケは、6月22日にピカピカランドと会員の自宅に設置した水槽の上に置き幼虫を孵化をさせています。

注;今年は”千種自治会”のご協力により羽化直後の親ホタルの入手につての支援を頂いています。

写真右上 ピカピカランドに設置している水槽

右の写真は会員の自宅に設置している水槽
循環用のポンプ、浄化槽、冷却器などがあります。

会員自宅の装置では、ミズゴケに産み付けられた卵が孵化すると、下に敷いた白い布の上に落ちるようにしています。
孵化は夜明けから始まり9時頃までのようです。
幼虫は体長2.5ミリ、太さは0.3ミリぐらいの黒い糸くずのようなものです。

写真右 白い布の表面に落ちている孵化した幼虫がいくらいるか詳細に調査しています。幼虫が見える範囲の四分の一に60匹を数えました。本日は240匹いると推定しました。

会員自宅の装置の布は25*20センチ角程度です。
本日の観察では約240匹の幼虫が見つかりました。

今年の幼虫の孵化はも6月22日から始まっています。もうしばらく孵化は続くことでしょう。

これから、孵化した幼虫が水の中で餌のカワニナを食べて生育することになるのですが、秋頃に行う放流会まで果たして何匹ぐらいになるのでしょうか?
(川本)