・実施日 2020年8月22日(土)
・場 所 松尾湿原
・参加者 川本、山本、西川、森川、安藤、岡澤、伊藤(格)、小宮、湯浅、西村(ア)、藤田
宝塚市社会教育課(主催者) 千原係長
・講 師 福井先生 (先生の子供さん一人も参加です。) 
・一般参加者大人17人(10組)

宝塚自然の家に到着後、二つに班分けし、一つはサギソウ観察会ののぼりを立て、配布する資料など準備をし、参加者の到着を待って受付をはじめました
もう一つの班は、サギソウ観察会準備のため松尾湿原でサギソウの花数をカウントするために、湿原をロープ等で区切り、番号札を取付ました。
これは、カウントしやすくするためと、湿原内のどの位置にどの程度咲いているかを記録するためで、毎年、定例的に実施しています。
今回の観察会は17名の参加でした。市社会教育課の千原係長のあいさつ、宝塚エコネットの川本副代表の今回の観察会の概要説明のあと、湿原に移動しました。

湿原では、福井先生より松尾湿原やサギソウの説明を受けました。
サギソウ、シロイヌノヒゲ、イトイヌ等の湿原植物の観察をしました。参加者はサギソウ等の湿原植物を間近に観察することができ、観察後はカメラを向けられていました。また、日本一小さいハッチョウトンボも時期的には少し遅いですが、2,3匹飛んでいて観察してもらうことができました。
写真右上 参加者全員が福井先生の説明を聞きながらサギソウの咲いている湿原を観察、 

写真右 サギソウの花をカメラに収める参加者

そのあと、サギソウの花がいくつ咲いているか数当てクイズをし、参加者に予想した数を投票してもらいました。お昼ご飯のあと、結果を発表します。
その間、会員は13に分けた担当調査区域のサギソウの花数を調査しました。
調査結果はサギソウの花数は661個(輪)でした。昨年は451輪で年々多くなっています。ちなみに、調査開始時(2007年)は22輪でした。
バーベキュー広場での昼食後、花数クイズの発表をし、答えが近い方に賞品のサギソウの写真はがきと会員が育てた野菜をお渡ししました。
写真右 区画ごとのサギソウの調査した花数を示しています。

午後からは、参加者は福井先生と湿原周辺で樹木観察をし、会員は湿原植物の植生調査と、新湿原試験地の雑草の除去を行いました。
小さな子供さんも大きな戦力となって、暑い中、活躍してくれました。

写真右 草刈りしています。福井先生の息子さんも草刈りに挑戦しています。

花数調査後、参加者全員の集合写真を撮りました。
きびしい暑さの中、3密と熱中症に注意しながら、観察会に活動に参加された皆様、ありがとうございました。
また、活動に参加された会員の皆さん、おつかれさまでした。
 ( 記 :藤田) (%晴れ%)(%笑う男%)(%笑う女%)