・期 日 2020年9月19日
・場 所 松尾湿原
・参加者 川本、西村(昭)、安藤、伊藤(格)、伊藤(千)、三科、藤田、森川、岡澤、小宮、湯浅、西村(ア)、山本
市会教育課 河本係員
福井先生とご子息さん
村上さん(自然保護協会)
4連休の初日のためか道路は大変混んでいました(後で分かったが中国道のトンネル内でので事故のため)が、バスの車窓からは稲刈りの済んだ田んぼが見え夏から秋への移ろいを感じました。
湿原へ向かう途中のプール横の道に彼岸花が列をなして生えていました。咲きそろう頃には真っ赤な彼岸花ロードができるなあと思いました。
恒例のラジオ体操の後 午前中は9種類の植物をチームに分かれて観察調査しました。
.写真右上 植生調査状況
福井先生からイトイヌノヒゲとシロイヌノヒゲの見分け方としてイトイヌノヒゲは茎がねじれ、シロイヌノヒゲの花の外側のトゲトゲの花びらのようなところはガクである。
トダシバとヌマガヤの見分け方は、トダシバの方の葉に毛があるなどを教えてもらいました。
写真右 左から ヌマガヤ、トダシバ、ススキ
調査結果
ミズキボウシ、サワヒヨドリ、ヌマガヤ、ホザキノミミカキグサは昨年と同じ場所で同じくらい生息している。
サワギキョウは 昨年と同じプラス拡張地に新しく4本確認。
キセルアザミは 多数確認 拡張地に多く増えている。
コイヌノハナヒゲは 昨年新しく見つけた場所には確認できず、2か所別の場所で新たに確認。
シロイヌノヒゲ、イトイヌノヒゲは 湿原上部に広がり増えつつある。
リーダハウス跡地の湿原場所にもコケオトギリ、シロイヌノヒゲ、イトイヌノヒゲ、ワレモコウなどの植物が生えて来て嬉しくなりました。
昼食時に村上さんが体調30Cmぐらいの小さ蛇を見つけ捕獲され、透明な空の容器に入れたのをみんな珍しがって観察しました。蛇特有の動きに苦手な私は鳥肌でしたが・・。(蛇はシマヘビの幼体と後刻連絡があり)
写真右 透明な容器で団子状にとぐろを巻いているシマヘビの赤ちゃん
午後からは、湿原上部の湿原の改造が可能か穴を掘って水位がどこまであるか調べたり、草刈りをしました。黙々と作業する仲間たちを見てTENのメンバーはすごいなあと再認識しました。
写真右 草刈り作業
来月はもう少し秋も深まり、景色も彩られていることでしょう。
皆様お疲れさまでした。(記;山本)(%晴れ%)(%ニコ女%)(%ニヤ男%)