期 日 2021年1月9日(土) 
場 所 松尾湿原
参加者 川本、山本、藤田、安藤、東田、伊藤(格)、伊藤(千)、森川、西村(昭)、湯浅
村上さん、松田さん、石井さん

二十四節気の23番目の節気 『小寒』の真っ只中、 風が吹くと肌がピリピリと感じました。
昨年はあまり見ることもなかった霜柱があり、草の根っこが白く花咲いたようになっていました。そんな中、寒さなんて感じないくらい、一生懸命黙々と湿原の草刈りに励みました。
草刈り機でできるところ、手作業でしかできないところ、そして大切なのが、刈り取ったものを丁寧に湿原から除去する事。

写真右上 作業の様子
石井さんに湿原の約半分前回(12月12日)の残りを草刈り機で刈り取ってもらいました。

初めて凍りの湿原を見ました。湿原の中は、普段足がズボッと埋まるのですが、今日は分厚い氷になっていました。凍っていたのでカマで草刈りするのも泥だらけにならず、手袋も濡れず、やり易かったです。新しい発見でした。

写真右:凍っている湿原

草刈りをしていると春の準備をしているロゼットがたくさん発見できて、とてもわくわくします。コロナ禍で気持ちもスッキリしない毎日ですが、いつもと変わらず春の準備をしている植物や、生き物達。心の励みになります。

写真右:いつもはふわふわで気持ちの良い触り心地のオオミズゴケがカチンコチンでした。

今回も セトウチサンショウウオを見ることができました。 メスのようです。 太い枯れ木の下にもぐって冬眠中でした。 今年の春はどのくらい産卵してくれるのかとても楽しみです。

写真右: セトウチサンショウウオ

松尾湿原の掲示板には、お花カレンダーを掲示しています。
掲示板には 春1番に咲く ショウジョウバカマの写真を掲示しました。
斜面一面にたくさん咲くのを楽しみに春を待ちましょう
本日は寒さが厳しいのでいつもより早く12時に作業を修了し、昼食後松尾湿原を後にしました。
作業お疲れ様でした。(記;湯浅)