ハッチョウトンボの観察会と保全活動(午後の部)

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午後からも宝塚自然の家で過ごす参加者のみなさんと一緒に昼食を取った後、エコネット会員は分かれて午後の作業に入りました。

一つは新しく湿原にしたい小屋跡の区域の植生調査やハッチョウトンボ゛の生態調査をするため、正確な区割り地図を作成するための測量を実施しました。

写真 地図作成のための計測作業

他方はノギラン、チゴザサ、アリノトウグサ等の植物の植生調査を実施しました。
 

写真 開花しているノギランの花

その後、小屋跡の草刈を全員で実施しましたが、その時、マムシ(毒蛇)を発見し、興味があるのか、全員が恐る恐るだが見に集まってきます。
草むらの作業では注意が必要なことを改めて認識しました。

写真 草刈り時に突然出てきた”まむし”

なお、ハッチョウトンボの観察会とは別に大阪府大の平井先生と学生3名一行は、ハッチョウトンボの生態調査をされていました。
午前中は小屋跡の草地部分に設置したハッチョウトンボの生態研究用の実験用水槽の観察、ハッチョウトンボのマーキング調査を実施され、午後は、観察会が終了した松尾湿原でマーキング調査を実施されました。
マーキングしたハッチョウトンボの羽です。
今日のこの時点までで、今年、松尾湿原で確認されたハッチョウトンボは「402」匹です。

写真 捕えて羽にマーキングされたハッチョウトンボ
<追記>平井先生から一連の生態調査で昨日までに確認されたハッチョウトンボ数は、「502匹」との連絡がありました。

宝塚エコネット、平井先生一行で記念撮影をして本日の作業は終了です
集合写真にはハッチョウトンボの生態調査をされている平井先生と3人の学生さんも入ってもらいました。

皆さん疲れ様でした本日はご苦労様でした。(記;藤田)(%くもり%)(%ニコ女%)(%ニコ男%)