・期日 2022年3月21日
・場所 ピカピカランド
・ 参加者 、西川、川本、三科、浜地(紀)、湯浅
西山コミュニティ 久保田会長とご近所の家族4人
3月21日 春分の日 少し曇天でしたが、少し肌寒い様な、でも陽射しがあると春を実感しました。ピカピカランドの桜はまだですが、フキ、オオイヌノフグリ、ホトケノザなど小さな草花が出迎えてくれました。
ゲンジボタルを通して、違う春の訪れを感じることができます。
写真:フキ
この時期、最後の脱皮が終わったゲンジホタルの幼虫達は、サナギになる準備に入ります。
幼虫達は昨年の6月〜7月に孵化し、今まで川の中で暮らしてきました。そのほかに昨年上陸できなかった幼虫達も今まで川で暮らしていました。
2.5Cmぐらいまで大きく成長出来たら、川から陸に上がって土の中に潜り込みます。そして土まゆの中でサナギになります。
その時期が桜の花の咲くの頃の雨の日です。せっかく桜がきれいなのに雨が降っちゃった。。。以前は思っていましたが、ゲンジボタルと出会って雨の降る日が待ち遠しく思うようになりました。
雨の中、幼虫達は光りながらどこの土の中に潜ろうかとうろうろ移動します。
写真 大きく成長したゲンジボタルの幼虫。
今日は上陸する前の幼虫の数を確認するために、ピカピカランドへ集合しました。今回は西山コミュニティの久保田会長とお知り合いのご家族のとっても頼もしい助っ人の子供さんが2人来てくださいました。
とても興味深く、楽しんで幼虫やカワニナやその他の水生生物など、見つけては笑顔で可愛いかったです。
土や石コロにかくれんぼしている幼虫もあっという間に見つけて、若いパワーを感じました。うらやましいなぁ。パワーだけをちゃっかりと頂きました。
右写真 幼虫とカワニナの調査の様子
とても大きなカワニナもたくさんいて、稚貝を生んでくれていました。入れて頂いていた野菜についていました。
調査の時にカワニナもカウントして、幼虫がどれくらい食べたかも確認しました。
中身が空っぽのカワニナの殻に時々ゲンジボタルの幼虫が潜んでいることもあります。食べるだけでなく隠れ家にもなっているのでしょうか????。調査をするときに幼虫のいろいろな行動に気付くのも大切なことだと思いました。
ちょうど脱皮後間もない真っ白な幼虫がいました。最後の脱皮で上陸できたらいいなあ。
幼虫とカワニナをAとBの水槽に戻しました。ピカピカランドの中も上陸して土の中に入りやすいように土を柔らかくして、準備も整っています。
右写真 水槽AとB。
調査が終わった後、川の水の流れが巣には悪いと感じ、取水口など点検し、後日改めて確認することになりました。
参加された皆さんお疲れさまでした。
(記;湯浅)(%晴れ%)(%笑う男%)(%笑う女%)