期 日 2022年10月22日
行き先 岡山県自然保護センタ-
参加者 バス内前列より着席順
安藤、西川、山本、山根、森川、戒田、能勢、西村(ア)、湯浅、小川、小川(マ)、川本、小宮、安藤、岡田、豊買、西村昭、伊藤(格)、伊藤(千),日後、赤松、青野、藤田、東田、梶原、
現地直行 福井先生と子供さん
今日は、宝塚エコネット設立20周年記念の日帰りバス旅行が行われました。
集合場所の阪急宝塚駅東側への参加者は、会員OB、会員の家族25名。全員が早めに集合したため、予定より早く8時50分に出発しました。
幹事さんの挨拶、本日の予定の紹介のあと、山本さんのこころのこもったお菓子の袋と旅行割の一人千円のクーポン券が配られ一同大喜び、
各自の自己紹介が終わるころには最初の休憩地に到着、2回目の美作道の駅に10時40分に到着、早速クーポンを使ってお土産を買いました。
道の駅を11時過ぎに出発、予定通りの11時半に昼食場所の湯の郷に”西の屋”に到着、
旬のマツタケご飯や岡山牛のすき鍋などおなか一杯たべ、12時半に出発、本日の目的地
岡山県自然保護センターに予定ピッタリの午後1時に到着しました。
写真右上““西の家”での昼食
自然保護センターの入口の広場では、本日案内をしてくださる波田先生と施設管理している池本さんが待っていて下さり、その後波田先生による施設の説明を受けたあと、本日の学習目的地の湿原に向けて徒歩で出発しました。
思っていたよりもアップダウンがきつかったですが私は体調が悪いため電動車いすを使わせて頂きおかげで一人楽をさせて頂きました。(くせになりそうで少し心配です。)
途中にあったタンチョウ鶴の飼育場所ではタンチョウの美しい姿に見ほれ、これだけでも来た価値があったと思いました。
写真右 上池の周りには2羽の丹頂つるが遊んでいました。
道すがら見た樹木の名札やクイズ形式の掲示などは私達の参考になったと思います。
先生の説明を聞きながらゆっくりと進み、湿原に到着しました。
尚、湿原に向かう途中で福井先生とお子さん2人が待っていてくださり、湿原ツアーに参加して頂きました。
頂いた説明資料によると、この湿原は湿性植物園と呼ばれており、元は山間の田んぼでした。この土地にタンチョウヅルの飼育施設の上流に水田があることは好ましくなく、湿原を造成することになった。面積は約0.8へクタール(松尾湿原の約7倍)です。
木道を波田先生の説明を聞きなが歩いていると松尾湿原にあるサワギキョウやキセルアザミはあちこちで見られました。
また、松尾湿原では見られない”フランクフルトに似たガマの穂”や湿原に非常に厄介な”多年草のカモノハシ”が見られました。このカモノハシは保全活動として根除去の対象となっているようです。
あちこちに目につくハンノキも引き抜きの対象とされている。
説明ではハンノキの根には放線菌が共生しており、根粒を形成している。放線菌は空中窒素固定能力があり、湿原のような貧栄養環境においても高木として生長できるとのこと。そのため湿原に生えるハンノキの除去は大切であると知りました。
写真右 波田先生の説明を聞きながら湿原観察
写真右 ビッチュウフウロ
湿原の周辺に生育す。ビッチュウフウロは「備中風露」で、岡山県の標本をもとに命名されたフウロソウです。
松尾湿原にはありません。
入口広場に戻ったあと、集合写真をとり、バスは予定どおり午後3時に帰路につきました。集合写真には、宝塚エコネット25名と福井先生ご家族3名、波田先生、センター職員も集まっています。
帰りのバスは、途中一か所でのトイレ休憩をはさみ順調に走行しましたが、宝塚インターに近くなるにつれ渋滞になり、予定より少し遅く午後6時頃の到着となりました。
本日は盛沢山の充実した記念バスツアーとなりました。ツアーの準備、県の学習バス補旅割の活用などを含めご苦労頂いた幹事さん方に心から感謝いたします。
ありがとうございました。
(小川 記)(%晴れ%)(%笑う男%)(%笑う女%)