・期 日 2023年6月27日
・場 所 会員自宅
今年5月末に採取した親ホタル(ゲンジホタル)が産卵した卵からふ化が6月25日から始まりました。
例年の記録では、孵化は大体1週間程度続きます。
孵化した幼虫を観察しやすいように卵が産み付けられているミズゴケを白色布の上に置いています。
今回は3基の水槽に分けてミズゴケを置いています。
写真参照
幼虫の孵化を観察しているのは午前6時頃です。(孵化開始は夜中から始まっていると思います)
孵化した幼虫は布の上を移動して水の中に入っていきます。午前8時頃にはほとんど水に入り、観察できる幼虫は少なくなっています。
幼虫の体長は、約2ミリ程度のものです。
幼虫は水槽内のカワニナを食べながら成長します。
成長した幼虫は、例年秋頃に行う子供たちとの幼虫放流会でピカピカランドのビオトープに放流することになります。
その時まで順調に育っていることを期待しながらこれからも世話を続けていきます。
写真右 直射日光を避けるために”ヨシズ”を置いています。
記:川本