・期 日 2012.8.25
・場 所 松尾湿原
・参加者 小川、山根、西村(昭)、川本、西川、豊買、安藤、山本、伊藤、国田、辻、森田、久利、久利(え)、柿本、岡崎
 福井先生
 (一般参加者:12名) 合計:29名

8月23日は二十四節気の一つの「処暑」。立秋から15日後で、暦の上では暑さが和らぐ頃 とされますが、今日もカンカン照りの厳しい残暑が続いています。とは言うものの、午前中の空の雲は、すじ雲が多く秋の気配を感じさせていました。

今日は「松尾湿原 花の観察会」、一般参加者と会員の合計25名を乗せ、マイクロバスは午前10時宝塚駅前を出発、少し頭を垂れかけた稲穂や、大きくなりかけた栗の実等を見ながら時間通り宝塚自然の家に到着。一部の方は自家用車で到着しました。
総勢29名が参加しました。

最初に、小川代表の挨拶の後、本日のスケジュールの説明、宝塚自然の家の説明、宝塚エコネットの松尾湿原での活動の説明等があり(写真:上)、全員が松尾湿原へ移動。

松尾湿原では、福井先生から湿原に関する説明(写真:右)
があり、”水は何処から流れてきて、何処へ流れて行くのか”、”サギソウは増えているのか”、”松尾湿原は拡張できるのか”等の質問が出されていました。その後、湿原植物の観察が福井先生の指導で行なわれました。サギソウは背丈の高い植物の生えている所では増えない事や、モウセンゴケ・ムラサキミミカキグサは食虫植物である事等々、皆さん熱心に説明を聞かれていました。その他、ヌマガヤ・オオミズゴケ・キセルアザミ・ヤマイ・コイヌノハナヒゲ等の説明がありました。

また、観察会と並行して、サギソウの植生調査が行なわれ、昨年より約100本多い328本の花が確認されました。(写真:右)

参加者全員での集合写真(写真:右)

この後、昼食は自然の家の食堂で”豪華弁当”を食べました。皆さん満足されていた様です。

午後は自然の家の山に生える植物の観察(主に樹木)を行ないました。
ナツフジ・ミヤマガマズミ・クロモジ・タカノツメ・ヒサカキ等の樹皮・枝・葉っぱ等の特徴を、福井先生から判り易く説明がありました。
途中、古民家で昔の農機具等の展示物を見た後、ヤマウルシ・ガンピ・コバノミツバツツジ・ナツハゼ・ママコナ(花が咲いていた)・タムシバ・リョウブ等を観察しました。

最後に、休憩所で”おいしいスイカ”をいただき、本日の花の観察会を終わりました。

皆さん、本日は本当に暑い中お疲れ様でした。(記:岡崎)