植生調査とホタル鑑賞会の夕べ

松尾湿原の植生調査と、自然保護協会主催の「ホタル観察の夕べ」
・期 日 6月21日
・参加者 小川代表、山本、小宮、福本、安藤、川本、豊買、村角、能勢。

 お昼過ぎまで降っていた雨も湿原に着く頃にはすっかり止み、腰の高さまで伸びた”オニスゲ”や”ゴウソ”等の下に黄色の小さな花が一面に咲く中、青い”ノハナショウブ”が2本清楚な姿で私達を迎えてくれました。
 黄色い花の”カキラン”は湿原の下から頂上まで10本から30本づつ群生していました。そして、”ササユリ”が゛ 湿原の縁に2本ありました。
 又、今まで知らなかった湿原植物を見つけ図鑑で”オオチドメ”であることを知りました。
写真右上 見つけた植物の名前の調査中

写真右 松尾湿原の案内看板

 追記 7月12日「松尾湿原花の観察と調査を楽しむ会」 
 参加者募集中 下のPDFを開いてください。

ホタル観察の夕べ
宝塚エコネットメンバーだけによる植生調査の後は、自然保護協会主催の「ホタル観察の夕べ」のお手伝いです。
 女性陣は参加者の受付、男性陣は駐車場の案内、しばらくすると200名余りの子供連れ家族などの参加者が来られました。
 体育館で自然保護協会によるホタルについての説明の後、6グループに班分けされ水田のある真の闇の中の小道へと進みました。私達会員も各班の付き添いとしてそれぞれの行列に入りました。
 街燈も、民家も、車の明かりも、月明かりも無い中 、水辺にも周囲の樹木の高い所にも 次々に現れて 飛び交うホタルの光をひたすら見ながら約20分近く歩きました。
幽玄の世界と言うものはこんなものかと感じました。 受付で配布されたプチ図鑑「兵庫の蛍」に記載されている枕草子の一節 ”夏は夜。月のころはさらなり、闇もなほ、蛍の多く飛びちがひたる。・・・・・・・・・。”を感じる夜でした。
観察会の終わり頃を見計らってか21時頃から小雨が降り始めました。
 小雨の夜の山道を安全運転で岐路に着きました。 皆さんご苦労様でした。