ハッチョウトンボと初対面 剣谷湿原

剣谷湿原の見学
7月15日(火)自然保護協会の足立先生に案内していただき、奥池近くの剣谷湿原に行ってきました。奥池からしばらく、樹木に覆われた細い山道を歩くと急に辺りが開けた場所がありました。(%左足%)(%右足%)、そこにはモウセンゴケの花が一面に広がり、私達を迎えてくれました。そうです、ここが「剣谷湿原」です。

写真は湿原を前に足立先生による説明
モウセンゴケの白い華麗な花を渡り歩くように、体長2Cmほどの赤いとんぼが縄張り争いをしています。ハッチョウトンボの雄です。雌は比較的目立たない色をしているので、よ〜く観察しないと、わかりません。頭上では、「焼酎一杯グイ〜」と、センダイムシクイのさえずりが、聞こえています。このさえずりも、私には初耳でした。話には聞いていましたが、本当におもしろい鳴き方をするのですね。(%星%)(%星%)
 三日月草、水トンボ草、ホサキミミカキグサ、アリノトウグサ、ヒルムシロなどなど、湿原の植物にもたくさん出会えました。
 何より、初めてのハッチョウトンボとの出会いに、大感激した一日でした。(%ハート%)(%ハート%)
 足立先生、自然保護協会の皆さんお世話になりました。参加されたTENの皆さんお疲れ様でした。(%ニコ男%)(%笑う男%)(%ニコ女%)(%笑う女%)
TEN参加者; 小川、西川、山崎、山本、小宮、辻、村上、豊買、川本
 追記その1;奥池から山道を歩き始めて最初の説明は、近くの池の水面広範囲に黄色い花をつけて咲いていた「タヌキモ」でした。これは外来植物の食虫植物で水中にいるミジンコなどの植物を感知し、根に付けているそら豆程度の大きさの袋に吸い込んで消化吸収するものです。
追記その2;江戸時代の本草学者である大河内存真が「蟲類写真集」に現在の名古屋市千種区あたりであった「矢田鉄砲場八丁目にのみ発見せられ、そのためハッチョウトンボの名を有する」と記録したのに始まるとのこと。