私にとっての宝塚 その1

私にとっての宝塚

その1 
 「宝塚市は面白いまちだ」

 門前町でも城下町でも、また宿場町でもない。
 「市」の形成という面からは、創り上げられたまちとでも分類すべきだろうか。
 明治になり、都市への集積が始まったころは、まだ、現在の市域には1万人を超える程度の人口しかなかった。
 しかし、明治の終わりから、急速に整備されたインフラにより、急激に発展する。

この絵葉書は、明治の終わり頃の宝塚の風景。手前には湯本町の温泉街が、
そして武庫川を挟んで新温泉(後のファミリーランド)が見える。