今日、ココルームにて、生きる仕事シリーズ第4弾「福祉のおしごと」トークサロンを開催しました
「現在カウンセリングの仕事をしている」という女性や、「これから福祉の職業体験に行くので、前知識として聞いておきたい」という男性など、35度を超える猛暑の中、たくさん集まってくれました
宝塚NPOセンターでインターンとしてきた法政大学の2人にも感想聞いたら、「リアルでした」と一言。
ほんとに、この「生きるしごとシリーズ」は生々しい、おしごと話、自分話、なんですよ
しごとって、もろ自分が出ますしね〜
障害者就業・生活支援センターの松林所長の
「相手の立場に立つ、ってゆーのが一番大事で、一番むずかしい」という言葉。
「福祉の仕事についてる人が皆やさしいなんて幻想。すべてやさしくして依存を生んでたら意味がない。自立、というか社会生活へ戻ることが目的で、その手助けが仕事だから」という作業療法士のシモムラさんの言葉。
「誰のための、なんのための仕事か、ということを職員には徹底する。そこで耐えられない人は、ただ”向いてない”ってこと」(松林さん)
「実習段階でリタイアする人も結構いる。”できない”って判断で。」(下村さん)
給与に関していえば、作業療法士はあまり昇給がないらしい・・・が、下村さんは出世に興味ないし、患者さんと向かい合えればいいので、満足と
松林さんは所長の立場から、「自立支援法後、楽ではないがなんとかなる。365日24時間仕事状態だがOK。経営が軌道に乗ったら若い人に譲って、次は焼き鳥屋をやりたい」とのこと
障害者の人たちの仕事マッチングは「職種」ではなく「仕事内容」の吟味が必須
その人のできる仕事、できる環境をどう探すか、がミソ(松林さん)
ハローワークに聞き合わせたり、センター間で情報を提供するのはもちろん、
求人情報誌に出てる企業に1日電話を4〜50件かけて、開拓の営業するそうだ
障害がある、と言ってOKを出してくれる企業ってどのくらいですか?
と聞いたら「0件の日も多いですよ。ただOKもらえても、人がいるか、タイミングも難しい」・・・
それにつけても、大変で、おもしろい仕事だと思います
苦労して、努力して、うまくいった時の喜び!これは一所懸命、やった人にだけ送られるプレゼントだと思います
福祉のお仕事、就職・転職を考えてる人、ぜひ、感想なぞ聞かせてください