『トークサロン〜仕事で岐路に立ったなら〜』報告

「仕事で岐路に立ったなら」〜転職・配置転換・・・転機の乗り越え方〜
9月9日(日)ココルームにて開催。今回のゲストは2名の女性、どちらも仕事上の大きな転機(%雷%)を経験した方です。

1人目はシステムエンジニアのイシダヤスコさん。イシダさんは学卒後飲食業界に入社したものの、ある日、過労が原因で交通事故に遭い、それが自分の将来を考えるきっかけになったのです。
そこから転職の準備を始め、全くの異業種であるコンピュータ業界に転身。その理由は?・・・「システムエンジニアの仕事はお客さんと向き合う仕事。これなら、飲食業界で培った経験が活かせそうだと思ったから(%ニコ女%)」全くの未経験だったため就職活動は厳しかったけれど、イシダさんの経歴を見込んでくれた今の会社の社長さんと出会い、現在は様々なプロジェクトのリーダーとして活躍しています。

2人目はトクナガカツミさん。新卒で入った会社が、わずか1年で外資系企業に買収されるという事態に遭遇。「会社を去るか(リストラ)、買収先で新たなポジションを見つけるか」という選択をせまられ、会社に残ることを決断。前社での営業志望をひるがえし、様々な部署を経験。物流部で「机上の理屈だけでなく現場が知りたい!」と思い立ち、女性がほとんどいないと言われる物流の現場に入り込み、取引先の方たちと時間をかけて信頼関係を築いてきました。「仕事は人との出会い。顔の見える物流の仕事がしていきたい(%笑う女%)」というトクナガさん。現在は部下からの信頼も厚いマネージャーとして奮闘中です。

転機を乗り越えるには、楽観性や冒険心をもって起こった事態に臨むこと、そしてサポートしてしてくれる人や支援機関を見つけることも大事。
「事故」というつらい出来事をきっかけに、異業種への転身を決意し新たな仕事ライフに踏み出したイシダさん。「企業買収」による進路変更をせまられた後、配属部署で自分のポジションとやりがいを見出したトクナガさん。ともすればマイナスに転じてしまう「転機」を、「チャンス」に変えていくお2人の経験談に勇気をもらいました!