社会参加訓練として、神戸どうぶつ王国へ行って参りました。

6/17、アズイットとザインの利用者8人職員3人サポーター1人で、社会参加訓練の一環として神戸どうぶつ王国(旧・神戸花鳥園)へ行って参りました。
放し飼いにされている鳥や動物を間近に見たり、その動物ならではのパフォーマンスを見る事ができます。
ゾウやライオンといった種類の人気動物はいませんが、生息環境に配慮した飼育環境で比較的アクティブに動く動物たちが見られるのではないでしょうか。

動物園で最近急速に人気を得た動物といえば、巨大な顔で仁王立ちする巨鳥「ハシビロコウ」、のんびりした巨大鼠「カピバラ」、首の長い羊のようなラクダの一種「アルパカ」の3種が思い浮かびますが、これらもばっちりいました。
私は時間の関係でアルパカは見る事はできませんでしたが、ハシビロコウは噂通りのインパクトで入り口近くから仁王立ちしており、カピバラは数少ない触れる動物としてなすがままに寝転んでいました。ほうきのような毛の質感が印象的。
個人的には、泳いで魚を取る水かきをもつ猫「スナドリネコ」がとても見たかったのですが、元気に骨をかじっている姿を見られて眼福でした。

動物を実際に見に行った時、写真や動画と違って印象に残るのが、そのスケール感です。
巨大なハシビロコウは忘れた頃に目に入って、あまり動かないにも関わらず大きな存在感があります。
コツメカワウソは残念ながらお昼寝中に一度しか見る事ができなかったのですが、ラッコに近い顔つきにも関わらず実は体長50cm前後と非常に小さく、ちょこんと見せてくれた顔つきはひどくかわいいものでした。
ワタボウシタマリンなどの猿は、顔つきはとても老けていたりするにも関わらず、リスザルより小さい大きさでよく動いてました。

いくつか見る事のできなかった動物や、もう一度見たかった動物もいますが、とても刺激的な体験となりました。
ワオキツネザルのパフォーマンスでは生息地では数を減らしている事の説明があったり、飼育員も熱心で啓蒙的側面も備えていて、中々良い動物園だと思います。
日常と離れた空間で動物と接する事で、様々なインスピレーションを受ける事ができました。

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