10月6日に職員様引率の上で利用者と共に神戸王子動物園に社会参加訓練に行きました。
市営でありながら沢山の動物のいる王子動物園は、みんな到着前から「虎がみたい」「猿がみたい」「アリクイがみたい(私)」と盛り上がりワクワクしながら入場しました。
しかし皆の一番の目的は、やっぱり中国返還が決まった、パンダのタンタンに会いに行くこと。
20年以上も私達に可愛さを見せてくれたタンタンに最後に生で会って、さようならができました。
上野動物園にも和歌山アドベンチャーワールドにもパンダは居ますよね
なぜ、どこのパンダより神戸のタンタンが可愛いかと言うと、タンタンは他のパンダより手足が短く、いつまでも赤ちゃん体型なので可愛らしいと人気があります。
また女の子のタンタンは、どこのパンダよりお食事の仕方が上品なのだそうです。
雄のパンダと来日したタンタンですが、約二年後に赤ちゃんを授かりました。
しかしタンタンの手足が短い事で、赤ちゃんを抱っこするのが苦手で、可愛がろうと抱っこをしては直ぐに地面に落としてしまい、
赤ちゃんはその衝撃で命を絶ってしまうことになりました。
辛い思いをしたタンタンは、その後は 竹を赤ちゃんに見立てて、抱っこしたり舐めてあげたりして疑似育児をしていたそうです。
竹をずっとずっと抱っこして舐めてあげていた姿は、飼育員さんも看ていて とても辛かった事だろうと思います。
もうすぐ中国のパンダの老後施設のような所で、同じような仲間達と過ごすようですが、
タンタン、向こうに行ってもいつまでも元気でいてたくさんの仲間と仲良くなれたらいいね。応援してるよ。
さあ、あとは全員(匹?)やる気のなく寝ているカンガルーの気怠さと だらけ具合に笑い、
カバや、キリンや象さんを見たあと、お楽しみのお猿コーナーです。色んな猿が居ました。
動きが人間と似ていて共感が湧き、とても笑います。お猿さんていつまでも見ていられます。
さらにはペンギン達のペタペタ歩く姿とは真反対の、流石 鳥類だと思わせる水中の泳ぎの上手さに感心を。
餌の魚は鱗が喉に引っ掛からないように魚の頭から飲み込むそうです。
あとはコアラですね、豪華に4匹も丁寧に育てられています。いつも寝ていいることを覚悟して行くんですが、いつ行ってもユーカリーを食べてる姿を見せてくれます。
まるで ぬいぐるみのようで可愛いです。
レッサーパンダもめちゃくちゃ可愛かったです。やたらカメラ目線をしてくれたので、尚更可愛いなと。
ちなみに私がアリクイを見たいのは、あの不思議な顔の形態です。どなたかが、「あの長い先に口があるんだよ」と教えていただきました。不思議ー!?。
動物園に着いて直ぐに、三密にならない野外の広々としたテーブルとベンチを見つけ、早めの昼食を摂りましたが、皆さん手作りお弁当や買ってきたお弁当、パンなど、みんなで集まって食べるお握り(私)は最高に美味しかったです。
楽しすぎてみんな足がガクガクきてるのも気付かないくらい歩きました。
気持ちも満たされ退園し、駅までの帰り道、電車を待つところで
やっとみんな初めて「あれ〜足が痛い〜」と、ざわつきましたが(笑)
誰とでも気さくに話し笑いながら、楽しい団体行動が出来たと思います。
引率してくださった職員様たちに改めてお礼申し上げます。
アズイット・ザインのHPはこちらからご覧ください。