牧里院ゼミ毎年恒例「ゼミ合宿2008!!」

2008年 7月5日(土)/6日(日)

牧里ゼミ恒例の夏合宿が、不死王閣(大阪府池田市)にて行われました!!

こちらの更新もそうとうサボっていました(%痛い男%)

さすがに、「更新しろよ!」「ちゃんとしたほうが良い!!」
「役割を全く果たしてない!!(とはさすがに言われていないけど:笑)」

という心の声が聞こえましたので、遅れてしまいましたが、更新させていただきます。

今回の合宿では、

1:修士2年の経過報告

2:修士1年の課題発表(図書:アメリカンコミュニティの各チャプター内容について各々がまとめ、その後ディスカッション)

という流れで合宿スケジュールは進みました。

個人的に、今回の合宿で考えたのは、

修士論文を書くというのは、いかに大変な作業であるかを、改めて肌で感じました。

私の力量で果たして書くことが出来るのでしょうか・・・と思わず弱気になってしまいました。(%涙%)

そして、「アメリカンコミュニティ」という本http://www.shinchosha.co.jp/book/306031/を踏まえてのディスカッションは、活発な発表と議論が進みました。

私がこの本と議論を踏まえて考えさせられた事は、

日本国家は今グローバル社会へと邁進していると言われています。

こうして私は今ブログを更新していますが、インターネットは世界中に繋がった立派なコミュニケーションツールです。

こんな日本のどこか片隅にいるはずの自分が書いたブログが、こうして牧里先生やゼミに関心のある方、たまたまブログを読んだ方々、下手したら世界のどこかでこのブログを読んでいる方によって読まれているのかもしれません。

恐ろしく当たり前の事を言っていますが、そうしたインターネット上におけるコミュニケーションの場が具現化したものとして、「mixi」であったりとか、「2ちゃんねる」といったような“コミュニティ”であるのだと思います。

しかし、これもまた当たり前の事を言いますが、そんなネット上の“コミュニティ”は、非常に不透明なコミュニティです。なぜなら、みんな匿名かもしれないし、性別(男)とか書いてあっても本当に男であるかも分からない。配信されている情報すら本当なのかも分からないからです。僕はネットワーク論に対しての認識が未だ乏しいので、素人意見でしか批評出来ませんが、グローバル化が進めば進むほど、コミュニティの在り方、ついには社会のあり方までもが不透明になっているのではないでしょうか。

一方で、私たちはそんなグローバル化に対して、非常にローカルな社会を対象にした研究を行っていると思います。

ただ、重要なのは決して「反グローバル化」というの掲げているのではなく、
こうしたグローバル化を意識しながら(グローバルな視点と言い換えることが出来るのかもしれませんが)、
いかにローカルな地域社会の在り方を模索し、一人ひとりの住民・市民が幸福に暮らすためには、どのようなシステムや戦略・支援が必要となるのか。そんな発想が、これから研究していく上で求められているののではと感じました。

「アメリカンコミュニティ」では、まさしくグローバリズム満々なアメリカにおいて、そこのコミュニティで暮らしている人々におけるローカルな生き方を丁寧に書き綴っていると思いました。「アメリカ=個人主義」という印象の裏側には「コミュニティの維持・生成・再生」が隠されているのがよく分かります。

…調子にのって長くなってしまいました(本当にすいません)。後日写真もアップいたします(%音符2%)

そんなこんなでゼミの勉強会は終了したのですが…

その後の食事会や露天風呂、そして深夜の飲み会(%ニコ男%)(%ニコ女%)

やはり牧里ゼミの一番の醍醐味は、先生と楽しくお喋りをすることでしたね(笑)(%音符1%)

よい合宿になったなぁ〜とみなさん喜んでくれたと思います。

もうすぐ秋学期ですが、みなさん気合い入れて乗り越えましょうねぇ〜(%エンピツ%)(%雷%)

柴田(%涙%)