炭の窯出し実習体験講座

2011,2,22 体験講座5日目(%晴れ%)(%晴れ%)
 豊能町切畑の下西窯。10日ほど前に詰めたクヌギが、窯出しされる瞬間です。レンガと土でしっかりと閉められていた窯の入り口に、シャベルの一投が入ります。皆さん固唾を飲んで見守ります。そのあと、もうもうと土煙が上がりました

(%左足%)(%右足%)マスクも軍手も炭の粉で真っ黒。狭い入口には順番に炭出しをする講座生の方が、次々と膝をつきます。出された炭は、神々しく、ほのかに温かく、うっすら灰をかぶり真っ黒に輝きます。皆さん、窯の奥深くの炭出しにも交代に、どんどん入っていきます。ちょっとしたサプライズは「炭のドングリ」

(%緑点%)(%緑点%) 窯の中へ、ブリキ缶にアルミ箔で包んだドングリを入れて焼いたのです。【まあ可愛い!】【いただいてもいいのですか?】ーーーもちろんです。出された棒炭も、スタッフによって講座生用に5㎏づつ詰めていきます。今回、長い棒炭を『炭剣山にしてみては!?』とのスタッフ提案で、希望者には炭切りの説明をしました。

(%紫点%)(%紫点%)Aコースの方々は、割れ炭も自由に持って帰っていただき終了。しかし、そのあとも陽だまりでお弁当を広げられたり、せせらぎで野草摘みを楽しまれる方もありました。午後からは、Bコースの方々が、窯入れを体験。

(%男マーク%)(%女マーク%)実施報告書より(%男マーク%)(%女マーク%)
 午前・午後とも講座生はとても熱心だった。中でも女性パワーはすごかった。女性が炭で真っ黒になるのをいとわず、窯に積極的に入ってくるには驚いた。世の中は変わりつつあるのかもしれない。伝統的な里山文化に関心を持つ女性が増えてきたのはうれしいことである。