(%くもり%)H25年7月2日 9;30〜14;30
豊能町牧クヌギ林にて(%くもり%)
3年生1クラス34名の子供たちと、5名の先生方をお迎えしました。曇り空に熱中症の心配が半減。そして、オオスズメバチの標本や、菊炭を目にしながら、「本物の里山の話」から「池田炭(菊炭)の話」へと、体験学習が始まりました。子供達も先生も、何が始まるのか興味津津です。
(%男マーク%)いつものように「台場クヌギの萌芽枝観察」「萌芽枝の長さ測定」「もやかき(萌芽枝の間引き)」「クヌギの長さや太さの測定」と、2班に分かれて、次々とクヌギ林の中を移動します。しかし、なんといっても、一人ずつ腰にぶら下げた<のこぎり>が気になります。特に男の子は、まるで”小さな侍”気分。「もやかき」で、のこぎりを使いだすと、がぜんヒートアップ。8m近いクヌギの高さをはかる“測高ポール”も気になりつつ・・・(%男マーク%)
(%男マーク%)(%女マーク%)休憩をはさんで「下草刈り」です。1人1本のクヌギの根方の雑草を刈ります。最初はちょっぴりこわごわでしたが、下草がきれいにかられすっきりすると、自信たっぷりに終了宣言。”時間があるので次の木もどうぞ”というと、「ヨーシ!!」と掛け声が出ました。残念なことに昆虫採集は成果が上がりませんでした。
(%女マーク%)(%男マーク%)そしてなんといっても毎回のメインイベントはヒノキ、杉の丸太切りと皮むきです。すっかり手慣れたのこぎりの本領発揮といったところです。”切って皮をむいた木片はお土産に持って帰っていいよ”と告げると、「家族4人やから4回挑戦して、これ4つ持って帰るねん!」ととてもうれしそうに誇らしげに見せてくれました。剥いた木の皮をほっぺに充てると、「冷たくて気持ちいい!」とリラックスムード。満足感が漂います。
(%ニコ女%)(%笑う男%)手作りのお弁当はやっぱりうれしいですね。日頃の給食とは違い、クヌギ林の下で食べるお弁当に、子供たちはいい顔を見せてくれました。
(%CD%) (代表T氏の感想より)最後に生徒達に感想を聞いた。「全部楽しかったが、丸太切りが一番楽しかった」と言ってくれた。”将来、里山を守る活動をやりたいですか?”と聞くと、全員が「やりたい」と言ってくれた。本日の本物の里山での体験は生徒たちの心に深く刻みつけられ、一生の思い出になるものと確信する。この中から、将来一人でも、本物の里山を守る活動に参加する人が出てくれることを期待したい。 (%CD%)