夏を超えるられるかは、体力勝負という感じの36度の大阪です。予報では来週半ばまでこの暑さが続くとか…。

籠目→京からかみ→千代紙にしました。
これが麻の葉模様。今でも見ることがあると思います。

千代紙とは
玩具の一つで,和紙に種々の模様を木版で色刷りした家庭用手芸,手工紙の名称。江戸時代に主として浮世絵師がつくりはじめた。江戸時代後半から明治初期にかけて盛んに行われ,人形の着物とか小箱の細工ものをつくるために用いられた。
図柄は,麻の葉,鹿の子,矢絣などの花紋や衣装模様,芝居もの,おもちゃ絵などと種類も多く,なかでも特に,松竹梅,鶴亀,宝づくし,寿百種などめでたいものを扱った図案が多かったことで,これを千代紙と呼んだともいわれる。
(出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典)

これは1枚ものの「仙台 駄菓子づくし」版権いせ辰

こんなにお菓子の種類があったのかとオドロク。このタイプはおよそA3くらいの大きさです。

これは「浴衣小紋」とあるので、ゆかたに使われる小さい模様。

「百花」で花いろいろ。百はないと思うけれど。

「あやめの園」
これはバック(背景)を緑と白に分けています。今のプリンターと違って木版の色擦りですから、上の「浴衣小紋」や「百花」なら1回で刷れるけれど、これは色で分けていくのでその分、手間がかかります。

デザインも、今見てもすごい!と思うものがたくさんあります。
明日もこの続きです。