晴れて寒い大阪です。
今日もラジオをつけて、片付けをしながら子ども科学電話相談を聞いています。
特番でオリエンタルラジオが1日出演のようですが、今は、子どもの質問に先生役で回答しています。人間の笑いについて、まじめに回答。
先日書きましたが、朝、NHKラジオで 冬休み子ども科学電話相談 を聞けるときに聞いています。
なかなか深い質問も多く、考えさせられます。
今ではこのHPをご覧になると、聞き逃しサービスで過去の放送も聞けるし、また選りすぐりの質問をノート形式の書き出し欄もあります。だから聞いても、見てもOKと、とても親切です。
私が聞いて印象に残った質問は次の2つです。
質問1ー人が絶滅しても生き残る動物はなに?
質問2ー落語を完璧に覚えたつもりでも、突然忘れてしまうのはなぜ? また、鳥などの他の生き物も人間と同じようなことがあるの?
私は答えられないですけど、小学生にこのような質問をされたら、どのように答えますか。難しいでしょう。
質問1について、科学担当の藤田先生は細菌ではないかと答えておられます。
質問2について、心と体担当の篠原先生は、まず高座に上がる前に失敗しそうなことを紙に書きだしてみること。また動作をつけて覚える方が覚えやすい。高座に上がるとドキドキして心拍数が上がるから、身体を動かして心拍数を上げた状態で落語の練習をするなどと答えておられます。
私も講演などでは緊張したり、度忘れが心配なので、非常に参考になりました。
ところで質問1の人類滅亡ですが、偶然先日から読み始めた本の内容と重なるので、気になりました。
本はP・D・ジェイムズ『人類の子どもたち』ハヤカワ文庫1999年
古い本ですが、これが、2021年、世界中でなぜか子どもが生まれなくなり4半世紀が過ぎ、世界はどうなるかという話です。高齢者のこと、移民のことも出てきます。
まだ途中までしか読んでいないのですが、「人類が絶滅」という子どもの質問に、ドキッとしました。
ふだん雑事に追われて、このようなことを考えることはないので、子どもたちの質問に感心して聞いているのです。