今日も晴れて花冷えの大阪です。桜の花は長く咲くかもしれません。
こういう時に着るものに迷います。
本日のお題は「和服・洋服・サリー」です。3つの共通するのは衣類だということ。
和服
和服、きものがすごいなと思うところは畳めばぺったんこの平面になること。
振袖も袴もきれいにたためるので、収納も場所を取らずたたんで収納。
洋服
平面で構成される和服と違って、洋服の基本は人間のからだに合わせて作る立体です。
ドレスも背広なども、収納の基本はワードローブなどの掛ける収納です。
インドのサリー
1枚の布のサリーもコンパクトにたたんで収納します。
40㎝×25㎝×1㎝です。
上の写真のサリーを着たところ(向かって左端)
収納の点から見ると、和服もサリーも場所を取らず、ほぼ同じ大きさにたためて、すごい知恵だと思います。
日本の文化ではきもの以外に風呂敷も布団もたたんで収納します。それがバッグになり、ベッドになりました。つまり平面から立体への移行ですね。
きものを着る機会が少なくなっているのが残念なのですが、普段の生活できものというわけにはいかないのが実情です。その点、サリーはすごいと思います。
そこで書いたのが 小説 老前整理 №21 インドで瞑想すると人生が変わる? で、インドに旅した裕福な女性が持ち物を処分してサリーとカレーの店を開く話です。
ひとくちに収納と言っても、その国の文化や環境と関わって変化していくのだと思います。
今回「たためる」ことに注目しましたが、そのうち、テニスボールくらいの大きさの、たたまなくてもよい繊維の服が開発されるかもしれません。すると洋服の収納で頭を悩ます必要がなくなるかも? いや、スプレーを吹き付ければ服のように張り付くボディスーツが生まれるかもしれません。妄想は続く〜♪