今日も晴れて気持ちの良い週明けです。
本日は老前整理の人間関係リストを紹介します。
ものと共に、人間関係も見直しましょうという提案です。
写真は拙著、書き込み式の『老前整理実践ノート』(徳間書店)の1ページです。
具体的に老前整理の人間関係リストを挙げます。
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・会いたい人
・会えなくてもつながっていたい人
・一緒に旅行に行きたい人
・食事や飲みに行きたい人
・映画やコンサートに行きたい人
・趣味の友人
・ときめく人
・入院したら知らせる人
・その他
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わかりにくいかもしれませんが、少し説明を加えます。
会いたい人は、仲の良い友達とか、一番身近な人です。
会えなくてもつながっていたい人は、遠方に住んでいて、なかなか会えないけれど、相手がどうしているか気になる学生時代の友人や先輩、恩師などのことです。
一緒に旅行に行きたい人を考えると、限られます。家族以外でバスツアー、ましてや宿泊を伴うと、誰でも一緒にという訳にはいかないでしょう。それだけ気心の知れた、旅を一緒にして楽しい人になります。
食事や飲みに行きたい人は、楽しくお酒を飲んだり食事をしたい人のことです。
映画やコンサートに行きたい人は、好きな映画、コンサート、美術展など興味や嗜好が似通っている人。
趣味の友人は、釣りや山登り、マラソンなど特定の趣味を一緒に楽しめる友人。
ときめく人は、いくつになってもときめきが人生を豊かにしてくれますので、加えました。コンビニの女性の笑顔にうれしくなるとか男性歌手の○○が好きだとか、淡いあこがれのようなものです。(気持ちが高じてストーカーにはならないでくださいね)
入院したら知らせる人は、自分が入院した時に友人に見舞いに来てほしい人と、逆に病床の自分を見られるのが嫌だから見舞いに来て欲しくない人もあります。このあたりもどちらにしろ日頃のお付き合いで、このあたりもどちらにしろ日頃のお付き合いで、考え、知らせておいてはどうでしょう。
その他は、思いついた項目、人を挙げてみてください。もし終活をしておられるなら、自分に万が一のことがあった時にはこの人に知らせてほしいと家族に伝えておくことも必要です。
一応、思いつく項目を挙げてみましたが、同じ項目に何度も登場する友人や空欄もあるでしょう。まずは書き出してみることです。
もし、ほとんど空欄であれば、一度人間関係を考え直してみてはどうでしょう。
友達が多ければよいというものではありませんが、いざという時、困った時に相談できる、助け合える友達がいればお互いに心強いのではないでしょうか。
友だちを作るというのは、年を重ねるほど難しくなります。
以前、ある地域の老人大学で老前整理の講演をしました。その時に、「もし3つの願いがかなうとしたら何を願いますか」と70代の男性に聞いたときに「友だちが欲しい」とおっしゃり、驚いた経験があります。
確かにそうなのです。友だちはお金で買えない、一朝一夕にはできない。減ることはあってもなかなか増えない。
人間関係の棚おろしは何十年も年賀状のやりとりだけで、もう顔も思い出せない人とのつながりより、身近な友人を見直すこと、人と関わる努力をすることでもあります。
これが老前整理の人間関係の棚おろしです。
今朝、ふとこのブログのカウンターに目をやるといつのまにか総アクセス数が60万を超えていました。びっくり! いつもご覧いただきありがとうございます。
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