去年の6月のことですが、
日本青年館の宝塚月組バウ公演「大坂侍」の楽を観に行きました。
バウ公演とは大劇場ではやらない小劇場的な作品を
宝塚のバウホールと東京の日本青年館で上演するプログラムです。
主役は組の二番手の男役と娘役と専科の方々、そして月組生30名です。
若手が多いので、専科の方々の力量が目立ちますね。
宝塚は一組80名から90名いるのですが、
月組の他の組子は男役と娘役のトップと一緒に全国ツアーに出ています。
大劇場公演は組子総勢80名がみんな出演するので迫力がありますが、
バウ公演は人数が少ないので、一人一人の生徒さんをじっくりと観られますね。
前置きはさておき、この作品、無茶苦茶面白かった!!
松竹新喜劇や吉本新喜劇よりも面白かったです。
バウは「龍星」とか結構面白い作品が多いですね。
DVDも買わなくちゃね。
宝塚の楽はアドリブがいっぱいあると聞いていたのですが、欽ちゃん走りではけたり、
前転したりと半端じゃないアドリブばかりですね。
楽日以外の公演も観ておかないと細かいアドリブがわからない。
これは宝塚の戦略にはまってしまいそうです。
なお、原作は司馬遼太郎さんです。
大坂侍 (講談社文庫)/司馬 遼太郎
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