月組東特「HOLLYWOOD LOVER」

今年の1月、日本青年館に「HOLLYWOOD LOVER」を観に行きました。

ゆうひくん、月組最後の公演なのですが・・・
あれっ、サヨナラ公演?
アデュー・マルセイユ」よりおしゃれで格好いい
サヨナラぽい内容でした。
詮索をするつもりはないけど、
ひょっとしてそのつもりだったのかな?

個人的にはリチャードの物語りがいいなぁ。
リチャードとローズの関係、
なんか演出家と娘役の関係?
ちゅうか劇中でも敏腕プロデューサーと
彼がイメージを作り上げた女優だから、そのままか・・・
ステファーノより複雑・・・

あと宝塚らしい魅力と言うか。。。
ゆうひ君、この作品で宝塚を卒業するわけではなく
月から花への組変えだけなのに
自分も含めてどうしてみんな
こんなに感情移入しているのだろう?
みんなそれぞれにゆうひ君への思い出を込めて
観ているので、たぶん歴史を共有していない人には
意味不明なところですすり泣きが聞こえたりして
とまどうだろうな・・・
同じ物語りを観、時空を共有しながらも、
それぞれがそれぞれの物語りを感じ、
それぞれの時空を感じている。
だから、ひとつひとつのセリフに
いろいろな思いを感じるのだね。

比べるものではないけど
アデューより、長いのにシンプルで良い話でした。
やはり植田景子さんです。
小池さんにしても木村さんにしても荻田さんにしても
おじさんたちはメッセージを詰め込みすぎなんだよね。
今の「君を愛している」も入れる必要はないと思うのに
木村氏の政治的メッセージが入っているし・・・
小池氏もアデューに思いを詰め込みすぎだわ。
私も仕事で自分の思いをどうにか埋め込んでやろうと
画策するので、反面教師だわ。

最後に副組長の高感度アップです。
挨拶の時に客席から聞こえた大きな嗚咽・・・
あまりにも大きすぎたので逆に笑いが・・・

最後に言わせてください。
月組の大空祐飛です!