黙っててもいいけど一声あるとスムーズな場面

前回の「挨拶というほどカタくないけど、こういう言葉をかけると会話に発展しやすい」のつづきです。

同じクラスで、同じ職場で、ご近所さんで、人のそばに来たとき
「黙っていてもいいけど、一声かけるとよりスムーズである」
というような場面ってあります。

この一声は、定型の挨拶でもなく、なにか話題を振るのでもなく、
「どうも」とか「どうぞ」とかいう短いものや、極端な話「よっこいしょ」「あー、疲れた」みたいな独り言的なもの、などです。
そういうのを次回の「レシピ通信」でとりあげたいと思っています。

たとえば、「相手の隣に来た・座ったとき」。
休憩時間とか、昼ごはんとか、トイレで手を洗ってるとか(女性の場合)、共有のプリンタだのコピー機だのを使っているとか。
もちろん黙って隣に座るなり立つなりしてもいいのですが、何か一声あると、
「コミュニケーションの用意」
がお互いに生まれます。

必死で「何か話しかけなきゃ!」と話題を考えなくても、短い短い一言でいい、というかこの場合は逆に短いほうがいいようです。相手もたいがい何かしてる最中ですから。
相手も短い返事でいいし、余裕があれば会話に発展させることもできる。

で、「雑談が苦手」という人は、こういう場面においてたいがい黙っているのではないか、と思います。ワタシもそうですが・・・。
もうすぐ新学期・新年度ですが、こういう場面をうまく活用すると「初対面の人の中で、最初にいつ声をかけたらいいか分からない→人と仲良くなる機会を逃してしまう」という悩みが少しは減るのではないか、と期待します。

grass green*bako*