学生のとき、ある先生がこうおっしゃっていました。
「何かができない人は、『難しいカタマリ』のまま取り組もうとしている。できる人は、要素をバラバラにしてひとつずつ取り組んでいる」
名言であります。
コミュニケーションもさまざまな要素のカタマリで出来ています。表情・しぐさ・相手との関係・タイミング・・・数えだすとキリがありませんが、「言葉」はこの中の1つにすぎません。
で、「会話のきっかけ・・・」は、コミュニケーションが苦手だ、という人に「まずは要素を言葉だけに絞って取り組んでみましょう」というものです。
言葉に少し安心感を持てたら、次の要素へ・・・とひとつずつステップを踏んでいけばいいと思っています。
※このへんについては、「会話のきっかけレシピ2号」のウラ面に詳しく書いていますので、よろしかったらご覧下さい。
ですので、「言葉だけにこだわっている」というわけではありません。
コミュニケーションにおいて、まず最初に必要だと言われる「笑顔」。
いずれ余裕があったら、笑顔をつくる具体的な工夫も「レシピ」に取り上げたいと思っています。
この「笑顔」を作る具体的な工夫は、実は女性雑誌にたくさんヒントが載っています。
とくに、若い人というよりは30代以降向けのもの。
「表情が若く見える顔のマッサージ」というような記事が、その手の雑誌には毎回といっていいぐらい載っているのですっ!!
基本的に、「若く見える=明るく見える」と考えて差し支えないので、非常に参考になります。
「口角が下がる」と老けて見える=暗く見えがちですが、この口角を上げるマッサージ。
口角がスムーズに上げられるようになったら、にこやかな表情を作りやすくなります。
「ほうれいせん」をなくすマッサージ。
小顔になるためのマッサージ。
顔の左右のゆがみをとるためのマッサージ。
マッサージにはリラックスするための効果もありますから、コミュニケーション苦手で緊張してしまう・表情がこわばってしまう人には非常にお役立ちです。
ただ、女性と男性では、顔でも骨格とか筋肉とか違うのかなあ。そこが私には知識不足で分かりません。
男性にも通用するものであればいいのですが。
抽象的な「精神論」はもうええねん、というところからスタートしている「会話のきっかけレシピ」。
これからも具体的な工夫をご紹介してゆきたいと思っております。
grass green*bako*