傘の雑談:あなたならどうする?

すこし前ですが、関西では午後から大雨が降った日がありました。

その日、私んちのあたりでは、午前中は晴れ間も見えてて雨は降ってなかったのです。
私は午後から出かける用事があり、降るのは間違いないみたいだからと、割と新しいビニール傘を持って出ました。

さて、用事のある建物の傘置き場に傘を差しました。
よくあるビニール傘だから、「この角!」と忘れないように確認して。
ところが用事を済ませて出てくると、傘置き場に私の傘が無い。
が、私のよりボロいビニール傘はありました。私が差したのとは違う場所だったけど。

「さては、このボロ傘の持ち主が、これ幸いと私のきれいな傘を持って行ったな!」と一瞬カッとなり、そのボロ傘をつかんで外へ出ました。
しかし、建物から出てきたあたりで我に返りました。
「いやいや、犯人はこのボロ傘の持ち主じゃないかもしれない。もともと傘を持ってきてなかったヤツの犯行かもしれない。ついさっきまで雨は降ってなかったのだし。そうだとすると、このボロ傘の持ち主は、まだ建物にいて困るのかも」

それで、いったん傘置き場まで戻ってボロ傘を差し、自分は「何か納得いかん…」と思いながら濡れて帰ったのでした。

さて、ここで質問です。

この話、雑談の「話題」として、あなたならどんな関係の人に話せますか?
もちろん、正解なんてありませんが。
私の場合、
「仲のいい人ならすぐ話す。でも、職場で天気の話くらいしかしない人や、目上の人にこんなどうでもいい自分の話をしていいんだろうか…」
と、悩んでしまいます。

なんでこんなことを書いたかというと、何回かワークショップを開催したとき、
来てくれた人の悩みで「どこまで自分のことを話していいのか分からない」というのがけっこうあったからです。

「悩む気持ち、分かる!」という方、「そんなことでいちいち悩んでいるの!?」と呆れた方も、ぜひ<あなたの場合>を教えてください。