新しい学校、新しい職場など、既にできている集団の中に入っていくのは、ムズカシイです。
私の場合、毎回毎回、コレでつまづいてきました。とほほ。
で、私が「すでにできている集団」になじむためにいつも取る作戦は、
「よくそこへ行く」「最後まで居る」作戦です。
大学のときサークルに入っていましたが、サークルの部室には用がなくても毎日顔を出していました。
就職後も、飲み会があると、なるべく最後まで残ります。
2次会、3次会と人が減っていくと、人と喋るチャンスも増えますし、「こいつは場になじみたいのだな」と思ってもらえる…と思います、たぶん。
就職後の「飲み会に最後まで残る作戦」は割と功を奏しまして、それで仲良くなれたことも多いです。
じゃあ大学のサークルはどうだったかというと…
ウチのサークルは、とにかく新入生をまったくチヤホヤしないサークルでした。
だからなかなかなじめなくて、辞めていく新入生も多かったくらいです。
そんな中、毎日サークルの部室に顔を出し、でも喋るわけでも麻雀(※)するわけでもなく、椅子に黙って座っている私に、先輩方は麻雀しながら…
「bako、お前『ヒマ』なんか?」
と、言うのでした…とほほ…。
ただ単に、ヒマですることがないから来てると思われたのか、
それとも、私に
「そうなんです〜。ヒマなんですよー、遊んでくださーい!」
と言わせ、そこからコミュニケーションをはかる作戦だったのか。
思えば先輩たちも、たいがい人見知りの集まりでしたから…。
でも私はそんな切り返しができる性格ではなく、「あ、いえ…」みたいなことしか言えず。
けっきょくこの「いつも居る作戦」が効いてきたのは3年生くらいからですかね。
とほほ。
bako
※注釈
当時はインターネットも携帯もない時代でしたから、大学生の娯楽というと「麻雀と酒」がけっこう多かったのです。