マシンガントークでも、にこにこして聞いてくれる人

先日、学生時代の後輩にこの「会話のきっかけレシピ」について話していると、
「でもbakoさん、そんなに喋ることたくさんあるのに、喋るの苦手っておかしい〜」
と、笑われました。

高校の同級生のときと、ほぼ同じ反応です。

そう。ここが問題なのですよ。
人見知りの方に多いと思いますが、私は「この人とは話が合う」「この人は話を聞いてくれる」と思ったら、怒涛のごとく喋ってしまうのです。
逆にいうと、「ちょっと知ってるだけの人」が相手の場合は、自分の喋りたいことを喋っていいのかどうかが判別できないので、けっきょく黙っているのです。
そして黙り続けているまま日々が過ぎ、どんどん距離は広がり……。というのがよくあるパターン。
ちょっと知ってるだけの人とは、「何気ない雑談」を重ねて共通点を探り探りしていくと、少しずつ打ち解けてゆくのだ、と分かったのは30代後半です。遅すぎます。

ちなみに、冒頭の後輩は、いつもにこにこして人の話を聞いてくれる人です。
私は学生時代、対人恐怖がひどかったのですが、この後輩ともう一人、私の話をにこにこして嬉しそうに聞いてくれる後輩のおかげで、どうにか対人恐怖から脱却できたのでした。
今度は、自分がこういう人にならないといけないですね…。

bako