前々回までに何回か、雑談の流れ、最初に「様子見や前置き」(きっかけ)がいるということを書きました。
これが、業務上の用事で話すのだったらどうでしょう。

1)○○さん、いま、ちょっとよろしいですか?
2)(相手がイエスと言ってくれれば)△△の件なんですが…

多少言葉の使い方は違っても、最初はだいたいこんな感じで話すでしょう。
言葉で「話していいか」を確認し、「今から話す内容」を伝えています。

雑談だと、「いま、雑談していいですか?」「おだんごアタマのことなんですが…」と言ったら、かなりヘンな人ですよね。
では、どうしているか。
明確な言葉でなく、非言語的なしぐさや、深い意味のない言葉のキャッチボールで「話していいかどうか・話の内容」を手探りしてゆくわけです。

「当たり前じゃん!」と思う人もいるでしょうが、どうでしょ?
業務上の会話より高等テクニックに思うのは私だけでしょうか?

「私、そんなん何も考えずに喋ってるわ」という方は、無意識に出来てるんだと思うのです。
だって私が「本当に」何も考えずに喋ってた一時期は、かなり相手を困惑させたり「bakoさんて、変わってるよね」と言われまくりましたから。
「難しく考えすぎ」とも言われますが、私には実際問題難しいんです。いやマジで。

いま読んでくださってる方々は、いかがでしょうか?