途中デビューは難しい、とはいえ

さらにしつこく「途中デビュー」について。

「無口認定」されてしまうと、そこからひっくり返すのはムズカシイ。
とはいえ、人と人の関係や認識は流動的ですので、あんまり早々と「あー、無口な人と思われてしまった…」と悲観しなくてもいいはずです…。

私は10〜30代のころ、人と一緒にいるとき「沈黙が続いた」「なんか嫌そうなそぶりをされた」などと思い込み、はやばやと「だから相手に嫌われた」と、自分で決め付けてしまっていました。
白状すると、いまでもその傾向はゼロではありません…。
「ハイこの人おしまい!」と、早々にシャッターを下ろしちゃうのは案外自分だったりします。
ですので、「無口認定」と自分で思い込むほど周囲は思ってないし、嫌悪感も持ってない(ただ、先に書いたようにタイミングは減ってるかも)可能性は大いにあります。
あんまり自分を責めさいなむのは、シンドイので優しくしたって下さい。

そもそも、別に無口認定されたっていいじゃないか、会社や学校へお喋りするためにいくわけでなし。という考えもアリでしょう。
ただそこまで開き直るにも、少しは「雑談」ができないと、ゼロではなかなか開き直れません。(おしゃべりのMAXを100とすると、0と1では大違いなんです!)
だから、「会話のきっかけレシピ」で手持ちのネタをすこし持っておいて、あとはゆっく〜り(いきなりシャッター下ろさずに)他人と自分のキョリを調整してゆく、てなふうに活用してもらえたらなあ、と思っています。
少なくとも製作者の私はそのように活用しています。

bako