苦手なこと・説明(短い間覚えておく)

●「短いあいだ覚えておく」ことができない

「長いこと覚えておく」ことはできるんです。例えば仕事で必要な知識とか、自分ちの住所などは、ちゃんと覚えますし忘れません。

ところが、「短いあいだ覚えといて、用が済んだらすぐ忘れる」ことがダメなんです。

例えば、傘立てのどこに傘を置いたか。靴箱のどこに靴を入れたか。自転車をどこに停めたのか。
文字情報だと、まだ比較的覚えられるのですが、上記のような視覚情報はびっくりするくらい覚えられません。(だから傘のたぐいは、必ず端っことか分かりやすい場所に置きます)

耳で聞いたことを一時的に覚えるのも苦手です。
だから普段から絶対に紙とペンを持ち歩き、何か声で指示されたら即座にメモをとります。そうしないと耳から耳へあっという間に抜けてしまいます。
飲食店で、複数の人が、バラバラに「俺、ホット」「俺、ブレンドコーヒー」「俺、アイス」「俺、アメリカン」「私はレモンティー」などと注文しているのをきちんと書きとめているお店の人を見ると、よく(瞬間的に)覚えてられるな〜と感心してしまいます。

学生のときから「丸暗記」はできませんでした。何回も書くとか何回も口にするとかしても記憶できないのです。
仕方ないので、勉強するときは、「どうしてそうなるのか」をきちんと理解してアタマに叩き込む方法をとります。あるいはイラストを描いてそれとからめて覚えます。
それだと覚えられるのです。
ただ、一旦覚えてしまうと、いらん情報または忘れてしまいたいイヤな記憶もなかなか消え去らず、それはそれで疲れます。

※今回のことはホームページのほうにも対策を載せています。

bako