客への雑談禁止「サイレンスタクシー」

「運転手からお客さんへ、必要なこと以外は話しかけない」という「サイレンスタクシー」なるものが京都で始まったそうです。(J-CASTニュース)

これ、すごいですね。お客さんから運転手に話しかけるのはいいけど、運転手からお客さんへは、行き先など必要なこと以外は話しかけないのだそうです。
ワタシはふだんあまりタクシーを利用しないのと、たま〜に使ってもたいてい短距離なのであまり話しかけられることはないのですが…。
ん?それとも、運転手さんが「この客はしゃべりたくなさそう」と判断してるのかなあ。

タクシーのつぎはやっぱり、髪型のこと以外は話しかけない「サイレンス美容師」でしょうか。
あと「サイレンス服屋さん」とか「サイレンスマッサージ師さん」とか、
仕事のこと以外いっさい雑談しない「サイレンス営業さん」とか…。
なにかSFぽいというか、星新一の「肩の上の秘書」を思い出してしまいます。

接客業は、「お客が雑談したがってるかどうかを判断するのも仕事のうち」と思っていたのですが、タクシーの場合「運転」という一歩気を抜けば大変な業務ですから、他の業種よりそのへんを判断する余裕は少ないかもしれないですね。

私の意見ですか?
う〜ん、あってもいいのでしょうけど、私はあえてサイレンスタクシーを選ばないと思うなあ。
ただ、私が雑談不得手な理由のひとつに「頭がシングルタスクなので、何かしながら喋るのが難しい」というのがありますので、そうやって業務だけに集中できるのはうらやましい気もします。
私みたいな人用に、「サイレンス社員」というのを設けてもらえる職場があったら、働きやすいかもしれないけど…雑談しないと、「ほうれんそう」以外の情報をGETするのが難しいから、やっぱり働きにくいのかなあ。どうでしょうね?

bako