関西の昔の言葉に、
「 むぎわらだこに まつりはも 」
という言い回しがある。
「 麦の収穫が終わり、畑に麦藁を干す頃になれば、
(明石の)蛸を食すのがいい 」
という前半の句と、
「 天神祭の頃は、ハモを食すのが旬 」
という後半の句から成る慣用句である。
ウチのオヤジの好きな言葉で、初夏の今の時期よく聞かされた。
明石のタコは、あまり食べた記憶がないが、
ハモは湯引きにしたのを食べた記憶がある。
ハモには、夏真っ盛りの照りつける日差しと、
鴨川の納涼床が良く似合う。
暑い日が続いた今週も終り。
暑さにめげず、ご自愛のほどを。