動けば何かが変わる。動くことに意味がある。

「阪神・淡路大震災」

この言葉を聞いて、何を思い、どんな光景が思い浮かびますか?

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HSC代表になって団体のことを一から考え直し
何かしたい・何かしなくちゃ
そう思っていた時

ある番組に出会い
何かにひっぱられるかのように
その番組で取り上げられていた団体の学生さんに会いに行きました。

その団体さんというのは
神戸大学の震災犠牲者聞き語り調査会という
震災で命を失った方の遺族の方に
当時の様子や、家屋の状態などを語ってもらい
その言葉そのままを記録に残すという活動を今も続けている団体さんです。

5月の半ば突然の訪問にも関わらず
活動内容や、直面している問題などたくさんの話をきかせてもらいました。
それから
団体の学生さんや、その団体のOBの方
そしてNHKの方とお話する機会も作っていただきました。

そうしたつながりがあって
6月28日
その団体さんとNHKさん主催イベント
(公式HP=http://www.nhk.or.jp/osaka/mirai/)
に、恐れ多くも関係者として参加させていただきました。

3月に放送された番組(本文冒頭の「ある番組」のことです)を上映した後、
これまた、恐れ多くも番組を見ての感想、震災に対する想いを
話させていただくこともできました!!
ものっすごい緊張しました!!カメラむけないでー!!ってなりました(笑
その後は、俳優の森山末来さんと学生とのトークセッション。
主催団体さんと協力団体さんの活動や、その活動に対する葛藤
震災を伝えることの意味、難しさなど。
「なぜ伝えるのか」このことに焦点を当てて話が展開されていきました。

「なぜ伝えるのか」
私自身ずっと悩み続けていること。
15年がたとうとしている中
「伝える」ことへの葛藤を
私だけでなく他の学生の方や
被災した方、震災を伝えようとする方
誰もが持っているものなんだと感じました。

参加者の方も一緒に考え
会場全体が一体となったとても良いイベントでした!!
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今回のイベントで参加者の人たちに
イベントに参加する前と後の「震災」対する想いや考えを書いてもらう
ということをしていました。
それを参加者の方が帰りに木のオブジェに貼っていき
なにもなかった木に
たくさんの「想い」の葉が増えていく光景は
とても感慨深いものがありました。

たくさんの方がこのイベントで
「何か」を感じ取って帰ってくれたんだと
そう思えました。

みなさんも一度「震災」について
そして「命」について考えてみてください。
何を想い、何を感じるかおしえていただけると嬉しいです。

私にも、
私たちにも、
できることがあるはず

動き始めようと思います。

HSCのイベントがあったにも関わらず
このイベントに参加させてくれたHSCのみんな
本当にありがとう!!感謝します!!

HSC学生代表 齋藤晴香でした。

追伸:今回のイベントの事が、
6月30日18時頃 NHK(神戸発というコーナー)で放送されるそうです!!
6月29日神戸新聞神戸版で私のコメントも載る(らしい)ので
興味のある方は是非CHECKお願いします(^ω^)♪