最近、ソーシャルキャピタルという言葉が社会でとびかっています。
個人と地域社会の絆を紡ぎ直して、社会の様々な問題にあたろうという趣旨かと思います。
でも実践が伴わない議論はどこか空虚さが伴います。

写真はこの間であった道ばたの風景です。
地域の事業所の方々が総出で歩道や側溝の掃除をされていました。
なんだかとても楽しそうでした。
ふと子どもの頃に落ち葉を集めてたき火をして、その後の焼き芋を楽しみにしていた感覚がよみがえってきました。
(もっとも、この人たちはたき火はされていませんが)

社会貢献、CSR(一昔前はメセナ)がもてはやされています。
植林を否定するつもりはありませんが、掃除のような地域で生活しているなかで出会える地道な活動とその風景、心根の美しさも社会貢献のなかで大切だと思います。