大阪府枚方市では、ひらかた環境ネットワーク会議が主体となって,枚方市、京阪バス、京阪電鉄、近畿地方運輸局,大阪大学などが連携して、バスタウンマップを作製しながら,バスのってスタンプラリーを実施しています.
枚方市内の公園や名所,名店をスタンプポイントにして,そこをバスを使って回ってもらう企画です.最後は,京阪バスや京阪電鉄や地域の事業所から協力してもらった景品をビンゴゲームなどをしながら当ててもらうようにしています.
2005年から半年に1回のペースで開催し,これまで6回開催しています.毎回,150名以上の方々に参加していただいており,大変好評です.
この4月には花見の名所をバスでめぐってもらう企画で
「枚方に30年住んでいるが,身近なところにこんなきれいな桜があるのは知りませんでした」
「枚方市内のバスってこんなに便利とは知らなかった.これからはバスを使うようにします.」
などいろんな意見をもらいました.
これからの”公共”交通は,住民と一緒に支えていくことが必要になってきます.
そういう意味で,行政主導ではなく、地域関連主体が互いに連携をとりあいながら活動を継続しているよい事例ではないでしょうか.
(%ペンギン%)