子ども支援学シンポジウム「子ども支援のこれから」

子ども支援学シンポジウム
「子ども支援のこれから」
—日本の子どもオンブズパーソン制度の10年を振り返る—

共催 子どもオンブズパーソン研究会
子どもの権利条約総合研究所
子ども情報研究センター

 1994年、子どもの権利条約がようやく日本でも批准され、それから5年を経た1999年、日本で最初の公的子どもオンブズパーソン—子どものSOSを受け止めて子どもの支援や救済に当たる公的第三者機関—が、兵庫県川西市で誕生しました。そして10年が経過し、その間、公的子どもオンブズパーソンは埼玉県や川崎市、多治見市などの自治体でも設置されるものとなり、さらに現在も、この制度の設置をめざす市民や自治体の取り組みが見られます。公的子どもオンブズパーソン制度は、子どもの人間としての尊厳と権利が子どもの権利条約に基づいて正当に尊重・確保されるよう、国連・子どもの権利委員会が各国にその設置を求めてきたものです。すでに世界の多くの国や地方で設置されています。
 そこで、日本における公的子どもオンブズパーソン制度の10年を振り返るなかから、「子ども支援」をめぐる今日的状況と今後への認識を深め合うため、このシンポジウムを開催いたします。

□日 時 2008年11月15日(土) 午後1時30分〜5時(受付1時より)
□会 場 千里金蘭大学大阪梅田キャンパス 3階・ホール
(JR環状線「福島」駅徒歩10分)
□内 容 
1. 開会挨拶−本シンポの意義 瀬戸則夫 (子どもオンブズパーソン研究会代表・弁護士)
2. シンポジウム 「子ども支援のこれから」
〜日本の子どもオンブズパーソン制度の10年を振り返る

シンポジスト 
荒牧重人 (山梨学院大学) …全国自治体の子ども条例にかかわって
森田明美 (東洋大学) …自治体児童福祉の子ども支援施策にかかわって
生田 收 (元公立中学校校長) …学校現場の教育実践にかかわって
堀 正嗣 (熊本学園大学) …子どもオンブズパーソンの実践にかかわって

コーディネーター 浜田進士(聖和大学)・吉永省三 (千里金蘭大学)

3. 意見交換・討議 (一般参加者とともに)

4. 閉会挨拶−本シンポまとめ 
田中文子 (子ども情報研究センター所長)

□参加費 500円

□申込み 裏面申込書に記入の上、
子ども情報研究センターまでFAXまたはメールで。