中国では端午節に粽(ちまき)を食べる風習があります。
古代中国の楚の詩人であった屈原(くつげん)が
五月五日に川に身を投じて死んだことを人々が悲しみ、
魚が屈原の遺体を食べてしまわないように粽を投げ入れたのが始まりと言われています。
当NPOの理事でもあらせられる任先生の主催するイベントで、
中華粽を作り、粽を茹でている間に中国茶をふるまってきました。
材料を加え、油で炒めたもち米を三角に折った竹皮に入れ、
豚の角煮、栗の煮物、干し椎茸を乗せて
綺麗に三角に巻いて蓋をします。
タコ糸で縛り、あとは1時間ほど熱湯で茹でます。
蒸すのではないのです、茹でるのです!
茹でている間に中国茶をふるまいました。
本日は青茶は鉄観音、緑茶は龍井茶。
料理好きな奥様方の集まりでしたので、
お茶の話も熱心に聞いておられ、
わいわいと話も弾み、楽しいひとときを過ごすことが出来ました。