源氏物語 薄雲

11月12日 明石岩屋神社で源氏物語のイベント開催致しました。
まず出田作詩薄雲漢詩を何時もの様に田中先生に吟詠、次に日本語、中国語での米家さんの漢詩朗誦と高橋さんのオカリナ演奏です。

次は尼子先生が 作曲をした曲をキーボード弾きながら、和歌朗詠です。

何時も三田在住の森本先生に漢詩書作品をお願いしてますが、この度は、蝋を85度で溶かし、動物の筆だと溶けるので植物の棕櫚で出来た筆で全紙に「薄雲」と書き。固まると、字の周りを、松煙墨で塗り、乾くと紙の上からアイロンで蝋を溶かすと白い字が残ります。 外枠の白い紙に漢詩を朱で書いています。非常に手の込んだ書作品です。

休憩を挟んでいよいよ琵琶弾き語りです。この巻は「明石の姫君」の親子の別れ、源氏最愛の女性「藤壺宮」の亡くなる場面と悲しいお話なので、明石在住の大藪先生に作詩、作曲をお願いしました。凡そ一時間の弾き語りは素晴らしいでした。
この度のイベントは、明石文化芸術創生財団の2016アートフルウィークの一つに入れて頂きました。次回源氏イベントは29年4月9日現光寺で開催します。